XR世代の天使達 Vol.4 倉澤遥編

XR脚本と美少女ティファニーで朝食を, 倉澤遥, 月曜日のユカ


毎回書かせていただく度に非常に好評で
多くの方々にアクセスいただいています
「XR世代の天使達」シリーズ

 

 

 

今回第四回目はキターーーー!!
倉澤遥編デス。

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沙奈絵ちゃん

彼女は所属していたアイドルグループ「Monogatari」が二月に解散、
新しい道を歩み出そうとしてますね
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人間失格

「無敵の人3.0」にも書いているんでご承知の通り
当ブログは日本のアイドルには申し訳ないけど絶望していて
興味がないので今回の倉澤遥チャンに関してもアイドル活動に関してはスルーなんだニャー

倉澤遥という純度200%の女の子

僕自身がグラビア関連のお仕事をしているので
絶えず雑誌やイメージビデオ作品はチェックしていて
勉強したり、「勝った〜ー!」と思ったり色々なわけですが
その中でも記憶に残る傑作イメビ作品って年に一本か二本
あればいい方だったり・・・所謂「グラビア道」っていうのは中々に厳しい世界デス。
しかしそんな稀にしかない傑作を次々に、
まぁほとんど「奇跡」のように生み出してしまったのが
今回の倉澤遥チャンの凄いところ
でした。
以前この記事にも書きましたが

 

いいグラビアとダメなグラビアっていうのがありまして
おんなのこコンテンツにおいて「いい」作品とは
その女の子自体の内面がにじみ出ている、それは無意識にでもいいんですが
反映してしまってるもので。
勿論それを意識的に行えばアーティストだし
でもそんな彼女の"源"がダダ漏れってる場合でも
それはその女の子が魅力的だから可能になる「奇跡」な訳で
倉澤遥チャンのイメビDVDにはその辺がまるでサーカスの綱渡りのように
ギリギリ×ふらふら画面からにじみ出ていて
見ていてメチャクチャ面白いんです。

彼女のグラビアはまるで「アクション映画」のようなハラハラ感

イメージビデオの作りは作品内でいくつものチャプターがあって
大体一つのチャプターは15分程度担ってるわけですが
倉澤遥チャンの作品の場合、ほぼ全てのチャプターで
そんな「感情の綱渡り」が大発生!!

1.「うむ・・恥ずかしいけどお仕事だし頑張ろう!」
2.「いや・・でもちょっと飽きてきちゃった・・・・・」
3.「いやいや!!やらねば、やらねばならんのじゃー」
4.「お昼ご飯何かなぁ・・・・・」
5.「この水着の布面積!!(怒)いや・・でも頑張るぞい」

子供か!!ともしかしたら皆さんはお思いになるかもしれません。
でも僕は今までに500人以上の女の子コンテンツを制作して来てますが
こんなけあからさまに自分の内面のモードをダダ漏れに
出来る女の子はあんまりいないです。
第一見ていてアクション映画のようにハラハラ出来る
イメージビデオなんて倉澤遥チャンの作品だけです!

勿論、例えば上の1だけとか2だけとかを出してくる
女の子は数多くいますが、でもいつも女の子の事を書くときに
引用する太宰治の「女生徒」のように


女の子は魅力的であればあるほどほんの数分で気分が変わる。
それを我慢しているのは「ビジネス」としては正しいかもだけど
女の子としては????
だからイメビにおいてもそんな直球で「女の子」であり続けた倉澤遥ちゃん
はメチャクチャ魅力的だったし、同時に僕は彼女のような
「ザ・女の子」をどっかで見たなぁ・・・と思って、あっ!!と。
それは加賀まりこ様が主演した大傑作ガーリーMOVIE
「月曜日のユカ」のユカでした。

倉澤遥で「月曜日のユカ」を作るべき理由

天真爛漫な、でもそんな自分の孤独を持て余しているロリータとしての
ユカはオードリー・ヘップバーン「ティファニーで朝食を」
のホリー・ゴライトリーの日本版ですが

今でも多くの女の子達を魅了する
このシーン毎に猫の目のように感情が変わるユカってば
まさに倉澤遥チャンまんまジャン!!と。
そして作家の小林信彦氏の名言の通り
「性格が似れば顔も似てしまう」訳で、恐ろしいことに
見れば見るほどユカと倉澤遥ちゃんは似ている訳です

まぁ結局彼女がグラビアをやってる間には
僕の元に制作発注はなかったのは返す返す残念ですが
彼女の相変わらずのフリーモードなインスタLIVEを見たりすると
今でも倉澤遥チャンで「月曜日のユカ」をやるってのはアリだと思っています。

まとめ


「月曜日のユカ」の元ネタである「ティファニーで朝食を」は
映画版と原作の小説とでは大きくそのエンディングが違います。
当時のオードリーの女優としてのイメージ、そしてこれをラブコメとして
売り出したかった映画会社の思惑による"シンデレラストーリー"的結末とは
完全に真逆の道へと、まるでそれこそが
女の子の
女の子による
女の子のための未来
であるかのように彼女はまたしても「心変わり」をして
僕等男の子を置いてきぼりにしてしまいます。
そしてその瞬間、確かにホリーはあのMOON RIVERの向こう岸にいて
楽しそうにほほ笑んでいるのです。
それはあっ!と驚く、衝撃的な「月曜日のユカ」のエンディングも同じです。
そして倉澤遥チャンもまた完璧な女の子として
素敵なまま、小悪魔なまま、(彼女曰く)あざといまま
今年新しい活動の一歩を踏み出していくのだと思います。
そんな倉澤遥チャンに幸多かれ!!

今回も記事を読んでいただきありがとうございます。