最終兵器彼女は太陽と鉄の夢を見るか? Heartwormsのデビューアルバム『Glutton For Punishment』を完全考察!

最新洋楽新譜情報Glutton For Punishment, heartworms, Jojo Orme

僕は胸を張って!そして全身全霊で宣言しますが
Jojo Orme嬢が率いるHEARTWORMSについて彼女達の2023年のデビュー以来
SNSでの投稿も含めてこれまで日本語によるテキストを最も書いてきました!!!!

そして遂に遂に遂に遂に遂に遂に遂に!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
Heartwormsのデビューアルバム『Glutton For Punishment』がリリースされました!!!!!!!!

このアルバムがポップミュージック史において
そしてもしかしたらそれ以上に「今、鳴らされるべきロックミュージック」
としておんなのこのおんなのによるおんなのこのための歴史的アルバムとして傑出しているのは

Jojo Ormeがリリース前から宣言していた通りこのデビューアルバム『Glutton For Punishment』が
コンセプトアルバムとして成立していて
そのコンセプト、彼女が「今」「ここ」で鳴らすべき痛みと祝祭のカタチとして

「セカイという不条理を破壊するために自爆していく戦士」

という物語を構築して

さらにはその「戦士」に自らの自我をギリギリまで
あらゆる音とメロディーとコトバの

一音

一旋律

一言葉

まで全て仮託する、正にアルバムタイトル通り「Glutton」された
帰依を行っている事・・・・・・・・

Jojo Ormは無意識なのかもしれないけど、この

死にゆく戦士の全ての感情・感覚・狂気と祝祭へとフォーカスする

というのはこれまでのあらゆる世界史上の作品において
最もその悲劇性を担ったのは間違いなく
三島由紀夫の「太陽と鉄」なんです

どひゃーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーこここここんな
1960年代や1970年代のロックミュージックが否応なしに担った
途轍もない「命題」へとDIVEしてしまったHEARTWORMSのヤバさ・・・・・・・

そしてこの根源にある

「セカイとワタシを繋ぐ唯一の導線は生ではなく死である」

とこの2025年に喝破してしまうそのタナトス的勇敢さ・・・・・・・・

これはこーいう比喩は使い古されてしまっているけど
このJojo Orme Heartwormsのデビューアルバム『Glutton For Punishment』の
全ての音全てのメロディー全てのコトバが雄たけびをあげるように宣言しているのは

まごうことなきジャンヌダルク的

「革命への意志」であり

こんなこんなこんな勇敢でおんなのこそのもので途轍もなくPOPである
デビューアルバムはロック・ポップミュージック史において稀有な傑作だということです。

今すぐ!!!そして永遠に!!!!!

僕等は彼女が自らの生と聖と性の全てを賭けた
Heartwormsのデビューアルバム『Glutton For Punishment』を聴かなくてはならない。

それがポップミュージツクというメディアを介してだけ生まれる

「奇跡」

僕等がポップミュージックを聴くことの意味へと直結する事だと思います。

傑作。とてつもない傑作だと思います。