誰得????の完全なる失敗作・・・・ LE SSERAFIM x ILLIT x KATSEYE 「ICONIC BY MISTAKE」日本最速考察・レビュー・・・

XR脚本とKPOP

最初に宣言させてください。

KPOP大学はKPOPのみならずポップミュージック史においても天才の一人であるパンPDの最大のコンプレックスが
ガールズポップであることを日本で最も深堀りし

しかしそれはいうまでもなくアンチ行為ではないことの証明として

ファンダムが騒然とする中いち早くILLITの「IT’s ME」が彼女たち史上最も優れたPOP ANTHEMであると書き

KATSEYEの「PINKY UP」の革新性をレビューし

あまつさえLE SSERAFIMの「CRAZY」が2024年の

そして2025年の「Spaghetti」が

KPOPのみならずその年のポップミュージック史上最もすぐれた楽曲であると日本語で最もDEEPに考察してきました

であるがゆえにこれをいう「権利」と「義務」があると確信しています

先ほどリリースされた LE SSERAFIM x ILLIT x KATSEYE 「ICONIC BY MISTAKE」は完全なる失敗作、ゴミであると・・・・・・

LE SSERAFIM x ILLIT x KATSEYE「ICONIC BY MISTAKE」は、なぜ「DISASTER BY MISTAKE」になってしまったのか?

これは、かなりまずい。

かなり、かなり、かなりまずい。

LE SSERAFIM x ILLIT x KATSEYE。

HYBEが抱える、現在もっとも重要なガールズグループたちを総動員したサプライズリリース。

タイトルは「ICONIC BY MISTAKE」。

しかもMV監督は、あの傑作「Gnarly」を手がけた監督である。

これで期待するなというほうが無理だ。

こちらとしては、当然こう思う。

ついに来たか、と。

HYBEが、LE SSERAFIM、ILLIT、KATSEYEという三つの身体、三つの声、三つの国際性、三つの少女性、三つの戦闘性を一気に解き放ち、2026年のポップミュージックにおける「おんなのこの連合軍」を作り上げるのか、と。

ところが。

出てきたものは、信じられないほど凡庸だった。

いや、凡庸という言葉ではまだ足りない。

これは「ICONIC BY MISTAKE」ではない。

これは、ほとんど「DISASTER BY MISTAKE」である。

なぜならこの作品は、HYBEのガールズグループがいま抱えている最大の問題を、ほとんど無意識のうちに、作品そのものとして露呈させてしまっているからだ。

つまり。

HYBEはまだ、おんなのこを自由にする方法をわかっていない。

もっと言えば。

HYBEはまだ、おんなのこが、おんなのこのままで世界と戦うということを、心の底から信じきれていない。

ここが問題なのだ。

「ICONIC BY MISTAKE」というタイトルにこめられた「自虐」と「挑発」

この「ICONIC BY MISTAKE」というタイトルには、おそらく自虐と挑発の両方が込められている。

私たちは偶然アイコニックになったわけじゃない。

私たちは間違いでここにいるわけじゃない。

そう言いたいのだろう。

しかし、結果的にこのタイトルは、むしろ逆の意味に響いてしまう。

まるでHYBE自身が、

「自社のガールズグループがICONICであることは、もしかすると本当に偶然だったのではないか」

という不安に取り憑かれているように見えてしまうのだ。

これはアンチへの反撃の歌に見える。

しかし、アンチへの反撃という発想そのものが、もうすでに「おとこのこ」の発想なのである。

勝つ。

証明する。

叩き潰す。

見返す。

数字で黙らせる。

帝国を作る。

序列を作る。

支配する。

これは男の子の戦い方だ。

だが、おんなのこの戦い方は本来そうではない。

おんなのこは、もっと軽やかに世界を変える。

昨日まで着ていた服を脱ぎ捨てるように。

今日だけのメイクをするように。

気まぐれに髪を結び直すように。

恋をして、飽きて、走って、笑って、泣いて、突然踊り出すように。

おんなのこは、勝利する前に、まず変身する。

その変身の軽さこそが、女性アイドルグループの最大の武器なのだ。

LE SSERAFIMの「CRAZY」が素晴らしかったのは、まさにそこだった。

「Spaghetti」が素晴らしかったのも、まさにそこだった。

ようやくHYBEが、ガールズグループに「正しさ」や「強さ」や「訓練された完成度」だけを押し付けるのではなく、彼女たちが彼女たちのままで世界をねじ曲げていく、その軽さ、その身勝手さ、そのかわいさ、その危うさ、そのバカバカしさ、その尊さに、少しだけ忠実になり始めたように見えた。

だからこちらは期待したのだ。

おんなのこは、軍隊ではない。

おんなのこは、企業戦略の駒ではない。

おんなのこは、帝国の広告塔ではない。

おんなのこは、ただそこに立って、笑って、踊って、髪を揺らして、世界のルールそのものを変えてしまう存在なのだ、と。

ところが「ICONIC BY MISTAKE」で、HYBEはまた戻ってしまった。

また、おんなのこを閉じ込めてしまった。

あまりにもHYBEの「無意識」が露呈したMVの世界観を徹底解説

MVは一見、彼女たちが世界をかき回す存在として描かれているように見える。

都市。

混乱。

逃走。

アクション。

サプライズ。

群像。

大掛かりなプロダクション。

全部ある。

全部あるのに、何もない。

なぜか。

グルーヴがないからだ。

このMVにあるのは、踊りではなく「振付」だ。

このMVにあるのは、疾走ではなく「移動」だ。

このMVにあるのは、反乱ではなく「演出」だ。

このMVにあるのは、自由ではなく「管理された混乱」だ。

身体が硬い。

画面が硬い。

展開が硬い。

アクションが硬い。

世界観が硬い。

すべてが硬直している。

おんなのこたちが世界を壊しているように見せながら、実際には、その世界のルールの中にきれいに配置されているだけなのだ。

これは本当にまずい。

なぜなら、HYBEは本当に優れた制作集団だからである。

凡庸な会社が凡庸なものを作ったのなら、そこには何も読むべきものはない。

しかしHYBEは違う。

HYBEは、音も映像も、編集も、衣装も、コンセプトも、世界戦略も、すべてにおいて恐ろしく優れた会社である。

だからこそ、その作品には「本音」が出てしまう。

優れた制作者ほど、嘘をつけない。

作り手が本当に信じていることは、どれだけスタイリッシュに包んでも、必ず画面に出る。

では、このMVに出ているHYBEの本音とは何か。

それは、

「ガールズグループたちは、本当にこの先もアイコニックでいられるのだろうか」

という不安である。

おんなのこがおんなのこのままであるために

パンPDを筆頭に、HYBEという企業は、どこかでずっと怯えているのではないか。

自分たちのガールズグループがここまで巨大な存在になったのは、本当に自分たちの設計によるものなのか。

それとも偶然なのか。

それとも時代のバグなのか。

それとも、NEWJEANSという、自分たちのコンプレックスを完全に突いてしまった存在が起こした奇跡の余波だったのか。

この問いが、HYBEの中に残り続けているように見える。

そして、その不安が最悪の形で作品化されてしまったのが「ICONIC BY MISTAKE」なのだ。

私は以前から書いている。

HYBEとは、徹頭徹尾「男の子」の会社である。

だからこそ、Girlfriendsを潰した。

fromis_9を潰した。

そしてついには、自分たちのコンプレックスを完璧に突いてきたNEWJEANSまで潰してしまった。

それは単なる経営判断の話ではない。

それは、もっと深い精神構造の問題である。

HYBEには、「おんなのこという戦い方」がわからない。

おんなのこが、戦略ではなく気分で世界を変えること。

おんなのこが、強さではなく軽さで歴史を作ること。

おんなのこが、完成度ではなく未完成のまぶしさで人々を狂わせること。

おんなのこが、勝つためではなく、ただかわいくあるために、結果的にすべてを勝ち取ってしまうこと。

そこがわからない。

だからHYBEは、おんなのこをすぐに閉じ込める。

コンセプトに閉じ込める。

戦略に閉じ込める。

物語に閉じ込める。

対立構造に閉じ込める。

そして今回は、ついにアンチへの対抗という、最もつまらない檻に閉じ込めてしまった。

これは本当にやってはいけなかった。

ガールズグループに、アンチへの返答を背負わせるな。

ガールズグループに、企業の不安を背負わせるな。

ガールズグループに、男たちのコンプレックスを背負わせるな。

おんなのこたちは、そんなもののために歌っているのではない。

そんなもののために踊っているのではない。

そんなもののために世界へ出ていくのではない。

彼女たちは、もっと自由でいい。

もっと意味不明でいい。

もっと軽くていい。

もっとわがままでいい。

もっとかわいくていい。

もっと怖くていい。

もっとバカでいい。

もっと天才でいい。

もっと失敗していい。

もっと世界をナメていていい。

それがおんなのこなのだ。

それこそがポップなのだ。

そして、だからこそ私は「ICONIC BY MISTAKE」に怒っている。

この作品は、単につまらないだけではない。

単に曲が弱いだけではない。

単にMVがグルーヴしていないだけではない。

問題は、ここに出ている未来が暗いことなのだ。

MVの終盤、警察が登場し、彼女たちの未来が閉ざされる。

もちろん、それは演出である。

物語上の装置である。

わかっている。

わかっているが、だからこそまずい。

なぜなら、それはあまりにも象徴的だからだ。

HYBEが無意識に見ているガールズグループの未来が、そこに出てしまっているように見えるからだ。

世界をかき回すおんなのこたち。

しかし最後には、秩序によって囲い込まれる。

逃げ場を失う。

画面の中で止められる。

管理される。

処理される。

それは、あまりにも現在のHYBEそのものではないか。

おんなのこを解放しているようで、最後には必ず管理する。

おんなのこに反乱させているようで、その反乱さえプロジェクト化する。

おんなのこに世界を壊させているようで、本当はその世界の外に出ることだけは許さない。

これではダメなのだ。

HYBEは間違っている。

いや、HYBEほどの会社だからこそ、ここで間違えてはいけない。

LE SSERAFIMも、ILLITも、KATSEYEも、本当はもっとすごい。

もっと遠くまで行ける。

もっと軽やかに世界を壊せる。

もっとわけのわからない奇跡を起こせる。

彼女たちは「ICONIC BY MISTAKE」などではない。

彼女たちは、そもそも偶然ではない。

しかしそのアイコニックさは、企業が設計し、管理し、証明し、アンチに反論することで生まれるものではない。

むしろ逆だ。

おんなのこが、おんなのこのまま、企業の思惑から少しだけはみ出した瞬間。

その瞬間にこそ、ポップの奇跡は生まれる。

HYBEに足りないのは、才能ではない。

資本でもない。

技術でもない。

演出力でもない。

世界戦略でもない。

足りないのは、ただひとつ。

おんなのこを信じる力である。

おんなのこは、管理されることでアイコニックになるのではない。

おんなのこは、解放された瞬間にアイコニックになる。

そのあまりにも単純で、あまりにも恐ろしく、あまりにもポップな真実を、HYBEは今すぐ思い出さなければならない。

あまりにもあまりにも酷い作品、これを黒歴史とせずに未来へと繋げてほしいです・・・・・・

Posted by nolongerhuman