セカイよワタシへ跪け!! BLACKPINK ジェニー「Ruby」は何故KPOP史上最も優れたソウルミュージックアルバムになったのか世界最速考察!!
始めに書きますが僕は日本で初めてBLACKPINKの音楽性について
その「セカイVSおんなのこ」というコンテキストにおける
何故彼女達がいまココで世界中の全てのおんなのこ達に必要な
ポップミュージックを鳴らせるのか?について書き
このジェニー様のソロアルバムについても既にテキストを書いてますが
本日リリースされたJennieの初ソロアルバム「Ruby」がKPOP史においてもポツプミュージック史上でも
途轍もない傑作なので最速&最深い、究極の考察&レビューをさせてください!!!!
目次
豪華ゲストとのコラボ曲は「デザート」でしかないという衝撃!!
このアルバム「Ruby」で最もわかりやすい部分はなんといっても
KPOP史上最も豪華といってもいい洋楽アーティスト達とのコラボ曲です
Dominic Fikeとの「Love Hungover」
今年のグラミーを席巻したDoechiとの「ExtraL」
そして本日フル尺の楽曲が解禁になったカリ・ウチス!!そしてChildish Gambinoとの「Damn Right」!!
そしてそしてそして!!!!!!!!!!!!!!どーしてもこの曲MV絶対に見たいけど
Dua Lipa様との「Handlebars」
このとはーーーーーーーーーーーーー・・・・な
KPOP史上最も豪華な洋楽アーティスト達とのコラボ
それは僕はもーーーーーーーーーーーーーーーーーー2015年以来死ぬほど書いてますが
KPOPとは
「1950年代からはじまった洋楽におけるポップミュージック革命、その奇跡を成立させた構造をどれだけ我が物にできるのか?」
という究極の研究と実践の成果で
その「洋楽がポップミュージックとしてその普遍性を生み出している魔法」について
KPOPにおいて徹底的にくらいついていたのがYGエンタテイメントであり
そのガールズグループというフォーマットでの究極の「答え」
それがBLACKPINKだったわけです。
でーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
そうしたポップミュージックとKPOPにおける歴史的な過程を経て
このジェニー様の「Ruby」が激ヤバなのは
上記したような洋楽アーティスト達との、それはKPOPが目指していた「ポップミュージック」の究極の姿を
体現している楽曲
以上に
もちろんこのSNSオリエンテッドなセカイにおいては
上記楽曲群に参加した洋楽アーティスト達のファンダムへリーチすることは
必要不可欠で、そのミッションをしっかりと果たしつつも
でもでもでも!!! この「Ruby」というアルバムで最も優れた楽曲群は
洋楽アーティスト達とのコラボ曲ではなく
ジェニー一人の楽曲なんですよ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
こーーーーーーーーーーーーーーーーれはとんでもない事なんです
「ワタシがココにいる!!!」限界を突破する自我の爆発
上で書いた本来のポップミュージックのフォーマットに倣った
豪華コラポ曲を超えてしまっている「ruby」の楽曲はジョニー様単独のもので
この「ruby」がヤバいのは勿論タイトルからも韓国語によるトースティングが爆発する
「like Jennie」を筆頭に
コラボ曲は完全に自らの「PR」にしかすぎないと達観している
その強烈な、いわば
セカイは今すぐワタシに膝まづくべきだ
と宣言しているに等しい
ポップミュージックへの「宣戦布告」
それをするためにジェニーはこのアルバムを作ったんです。
SEOUL TO SOUL KPOP史上最も優れたソウルミュージックとしての「Ruby」
この大大大大傑作アルバム「RUBY」において、アルバムにおけるコンテキストにおいて
最も異質で、であるからこそ「コア」である楽曲の一つが「Seoul City」です
+82, some miracle
Only listen to my general, oh-oh
He says my attitude out of control
Tell me what to do
In Seoul city (Ooh-ooh)
I see your soul
Seoul city
I see your soul
このセカイとワタシを繋げる、微かな「世界線」
この存在を確信した気づいた彼女のエモーション
そうした「みえないもの」「きこえないもの」「日常では触れられないもの」
そこへフルベットするのが「POP MUSIC」であり
この曲を含めてこの「RUBY」における彼女のソロ楽曲は
ゲスト曲で集まってくれた人々に対し
この悲しみ・この喜び・この絶望
はワタシだけの十字架なの??
そのプライマルスクリーム的ド・赤裸々な叫びはこの「ZEN」に全て表現されてますが
教えて!! アナタのホントウを聞かせて!!!!!
というポップミュージックが、ほんもののソウルミュージックだけが作ることができる
ココロと心のコネクションを作ろうとするジェニーの作品のコア中のコアなんです
ジェニー「Ruby」究極レビュー
それはまるで、古い蓄音機から流れるロバータ・フラックの声が時間を溶かし、アレサ・フランクリンのピアノが遠い夜の闇に鳴り響くかのようだった。
しかし、ここにあるのは1972年のニューヨークではない。ソウル・トレインの黄金期でもなければ、アトランティック・レコードの黒光りするスタジオでもない。
これは2025年のジェニーだ。そして彼女が手にしているのは「RUBY」、燃えるような赤い宝石――それは、ただのアルバムではなく、ひとつの呪文だ。
彼女の声は、熱を帯びた呼吸と共に過去を手繰り寄せる。その旋律は、フィラデルフィアのスモーキーなジャズ・クラブで囁かれる愛の告白と、
ソウルフルなハーモニーが支配していた時代の名残を孕んでいる。しかし、彼女は単なる模倣者ではない。ジェニーは歴史を解体し、
それを新しいリズムとビートの中に埋め込む。ベースラインはミニマルに研ぎ澄まされ、ドラムはレコードの針が弾けるような鋭さで空間を切り裂く。
彼女の歌声は、甘く、強く、そしてどこか危うい。まるで、ロバータ・フラックが「Killing Me Softly」を再構築し、
ローリン・ヒルがその先を見つめたときのように。
だが「RUBY」はただの懐古趣味ではない。それは、かつてソウルが女性たちのために存在したこと、
その声が抑圧と欲望の狭間で叫び続けたことを、ジェニーが現代に再び刻み込むための記録だ。
アレサが「Respect」を歌ったとき、それは男性への挑戦ではなく、女たちが自らを証明するための宣言だった。
「RUBY」はその遺志を継ぐ。ジェニーの歌詞は、恋の甘美さと痛みを知るすべての女たちの心に響く。
彼女のソウルは、70年代のそれとは違う形をしている。ロバータやアレサがピアノとオーケストラで作り上げた宇宙を、
ジェニーは808のビートとシンセの渦で描き直す。
しかし、その中心にあるものは変わらない。これは、女たちのための音楽だ。彼女たちが傷つき、立ち上がり、再び踊り出すための魔法だ。
「RUBY」は、ただのポップスターのアルバムではない。それは、かつてのソウルが持っていた「本当のもの」を、
2025年の光の中で蘇らせた証拠だ。グルーヴは変わり、メロディは進化し、時代は変わる。けれど、心の底からの声だけが持つ力は、決して失われることはない。
ジェニーはそれを知っている。そして彼女は、歌う。
遂にKPOPは正しくセカイと対峙するための
おんなのこのおんなのこによるおんなのこのための
ポップミユージックを手に入れてしまった!!!!!
本当に本当に売れて欲しい・・・・・絶対に絶対に全世界のおんなのに聴いて欲しい
途轍もなく素晴らしいアルバムだと思います
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