そして遂に KiiiKiii はIVEを超えていく??!! 何故「GROUNDWORK」はTalking Heads「Burining Down The House」をオマージュしたのか?この途轍もない傑作を完全考察

XR脚本とKPOPKiiiKiii

うわぁーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
途轍もない2025年KPOPはこの曲とMVから始まる!!といっても過言ではない
超ーーーーーーーーーーーーーーーーー傑作POPANTHEM爆誕ッッッッ

僕は日本語で最も最速でRigend Filmのよるほとんど奇跡のように素晴らしい
KiiiKiiiのデビュー前TEASERコンテンツについて書き

そのPOPNESS=戦略性は、Rigendfilm×IVEという完全にKPOPにおけるポップミュージックの在り方を革命的に変えてしまった

事を継ぐPOP革命がまたはじまるッッ!!と思ってたわけです

とととととととところが(号泣)

えーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
IVE&NEWJEANS越えのTEASER群だったのに、えーーーーーーーーーーーこここここれっすか・・・・
だったのがデビュー曲の「I DO ME」で

これにめちゃくちゃ失望してしまってデビューEP全体を聴いてませんでした(ゴメンナサイ!!!!)

とととととところが!!!! この突如として解禁になったデビューEPからの「GROUNDWORK」

なーーーーーーーーーーーーーーーーーーんだよ!!

僕はやはり同じくKPOP第五世代のBABYMONSTERに関してもこーいう記事を書き

それを完全に証明するようにBABYMONSTERの「DRIP」はチャートを逆走!!!!現在までの彼女達の代表的POP ANTHEMになったんですが

うわぁーーーーーーーKiiiKiiiのこの途轍もなく素晴らしいド傑作POP ANTHEM「GROUNDWORK」にもまた同じSHOUT OUTをしてしまいます・・・・・

どーーしてこの途轍もない傑作でデビューしなかったのか??

「GROUNDWORK」こそがRigendfilmによる驚愕のTEASERイメージ群と直結している

RigendがIVEの妹ガルーズグループということで途轍もないTEASERをデザインしたんですが
そのメインソースとなっていたのはY2Kをはるかに超えた1980年代の
カットアンドペースト的アートワーク、それは言い換えると
アンディーウォーホールに代表されるような

「POPART」

に準拠したものでした。

がーーーーーーーーーーーーー「I DO ME」ってばその思想性と全く関係ないじゃん(号泣)だったわけです

ととととととととところがはっきり言ってこの曲で活動する事はない、にもかかわらずこのタイミングでDROPされた
「GORUNDWORK」は完全に1980年代的ポップアートへの賛歌になっている!!

KiiiKiii 「GROUNDWORK」は1980年代のTALIKING HEADSによるホワイトアフロファンク革命への共闘である!

上に書いたようなポップアート文脈の継承性、そして「編集力」

僕は心底驚いたのは世界中で誰も言わないんですがこの「GROUNDWORK」という楽曲は
完全に1980年代のTALKING HEADSによる

「ファンクポップ革命」

つまりは彼等の代表曲である「BURNIG DOWN THE HOUSE」の完全アップデート楽曲なんです(泣)

40年以上前のこのポップアンセムが今、2025年にも「正しくポップである」ということは2024年にあのA24がTALKING HEADSの革命的ライブ映画「STOP MAKING SENSE」を4Kレストアして公開したことからも明らかなんです

「編集力」だけがこの気持ち悪いセカイから僕らが逃げ出す武器だ!!

Talking Headsが1983年にぶちまけたあの神経症的グルーヴ――火を放つように爆ぜるリズム、不安と陶酔の中でうねるポリリズム。あの「Burning Down the House」が30年以上を経た2025年、いま、kiikiiの手によって**"再編集"**された。

だが、ここで起きているのは単なるオマージュではない。 単なるリバイバルでもない。

ここにあるのは、ポップミュージックという編集フォーマットの「最前線」であり、時間と意味を焼き直す爆破工作だ。

優れたKPOPとはなにか?

それは「ポップフォーマットという遺産」を、**いまこの瞬間(Here and Now)**にねじ込み、アップデートする、熾烈な編集行為に他ならない。
原型を"なぞる"のではない。原型を"解体"し、"組み替え"、"再武装"して、いまこの世界の地形に対応させる。

Talking Headsが1980年代初頭にやったのは、黒人音楽と白人ロックを神経症的テンションで溶接することだった。
では、kiikiiは?

2025年のkiikiiは、グローバルKPOPの音楽工場が切断した"個人のノイズ"と"コミュニティの焦燥"を、Burning Down the House的な火種で再び発火させる。

それは、もはや産業ではない。もはやエンタメではない。

これは工作だ。
これは革命だ。
これは"groundwork"だ。

だから言う。
この『groundwork』は、単なる1曲ではない。

2025年における「ポップフォーマット編集力」の金字塔である。

『groundwork』とは、
過去の亡霊たちに火を灯し、
いまここの地面を揺らし、
未来のための爆薬を埋め込む行為だ。

そう、これは単なる"曲"ではない。
「運動」であり、「地ならし」であり、「蜂起」である。

Talking Heads――あの狂乱の80年代初頭、彼らは世界が「今」という熱病に取り憑かれ、ただ燃え尽きることしかできないことを見抜いていた。
『Burning Down the House』に込められていたのは、ただのパーティーチューンではない。
世界が、己の内側から火を放ち、自壊するしかないという、呪われた「今」への警告だった。

“燃やせ、家を。もうこの場所には未来はない。"

彼らの音は、終末のリズムだった。
自己崩壊のビートだった。

だが、2025年。
kiikiiが放った『groundwork』は、違う。

ここには、ただの焼き払う破壊ではない。
ここには「地面を作り直す」という意志がある。

『groundwork』は、Burning Down the Houseの遺産――あの**"燃やすしかない今"という呪いを解体し、打ち破る。**

🔥 燃やすだけじゃない。立て直す。
🔥 焼け野原の上に、未来を敷設する。

だから、言い切れる。

『groundwork』は、単なるリバイバルでも、オマージュでもない。
過去を破壊し、呪いを断ち切り、未来のための地ならしを始める儀式だ。

優れたKPOPとは、単に音楽を輸入し、模倣することではない。
過去の最良のフォーマットを、"編集"し、"逆利用"し、"未来の武器"に変えることだ。

kiikiiは、Talking Headsが投げた終末のトーチを、
ただ燃え尽きるためではなく、
未来を照らすために掲げ直した。

『groundwork』──それは、
過去から未来へ、音の中で交わされる、反逆の引き継ぎ。
“燃やす"から"築く"へ。
“絶望"から"希望"へ。
“呪い"から"祝祭"へ。

ここに、**ポップの新しい「未来作業(groundwork)」**が始まった。

🔥🔥🔥
We are not just burning.
We are building.
Welcome to the new groundwork.

工作舎的究極の「編集力」と「GOUNDWORK」

Talking Headsが「Burning Down the House」に刻み込んだのは、
80年代文明そのものの終焉感覚だった。
情報が過密に交錯し、エネルギーは暴走し、社会は爆発寸前。
その"今"を、彼らはパンクでもヒップホップでもなく、
アフリカ音楽とファンクと神経症的リズムを切断編集し、無理やり音楽に仕立てた。

――燃える家、それが世界だった。

だが、工作舎の知恵が教えるのはこうだ。

すべては「編集」である。 どんな絶望も、どんなカオスも、「編み直し」「組み替え」れば、新しい形式になりうる。

絶望を、呪いを、編集せよ。
世界のエラーを、未来の設計図に変えろ。
「いまここ」を組み替える者だけが、未来を作る。

2025年、kiikiiはこの知恵を無意識に(だが正確に)実装した。
『groundwork』とは、"Burning Down the House"の絶望的な火種を拾い上げ、
違う編集で編み直した曲だ。

🔥
過去の破壊衝動を、
未来の地ならしへ。
破壊のリズムを、
構築のグルーヴへ。

それこそが、工作舎的な「ポップ・エディトリアリズム」だ。

では、なぜKPOPだけがこれを可能にしたのか?

答えは明白だ。

KPOPとはそもそも「編集による文化」の最終形態だったからだ。

KPOPとは、「韓国」という場所が直面してきた、
日本、アメリカ、ヨーロッパ、中国、世界中のあらゆる文化的プレッシャーを、
受け止め、分解し、編集し、再構築することで生き延びてきた編集文化だった。

KPOPとは、
単なる音楽ジャンルではない。
**「文化的呪いに対する、編集による生存戦略」**そのものだった。

だからこそ、Talking Headsが撒き散らした**「今という呪い」**を、
正面から受け止め、
再編集し、振りほどき、未来へと転換することができた。

ロックは燃え尽きた。
ヒップホップも資本に呑み込まれた。
ポップスも老衰していった。

だがKPOPは、生き延びた。

なぜか?

編集できたからだ。
呪いを、未来の素材に変えることができたからだ。

『groundwork』は、
KPOPが世界史的な編集知によって放つ、
呪いへの反撃であり、
未来への起爆装置であり、
松岡正剛的工作舎イズムの2025年版"金字塔"である。

ここにあるのはただの楽曲ではない。

🔥 世界の断片たちを拾い、
🔥 呪いのリズムを断ち切り、
🔥 地面を、世界を、未来を、再編集する作業そのものだ。

そして、これが宣言だ。

音楽は、編集でしか未来に到達できない。

そしていま、
『groundwork』から始まるこの作業が、
世界の燃え残りの上に、
**新しい地形(グラウンド)**を築き上げるだろう。

遂に遂にこの曲でKPOP第五世代は新しいPOP MUSICを作ってくんだと思います!!傑作!!!

KiiiKiii

Posted by nolongerhuman