ポピュリズムとは、「みんなの気持ちをわかってくれるリーダーが、悪いことをしている人たちをやっつけてくれる!」という考え方のことです。
ポピュリズムとは、「みんなの気持ちをわかってくれるリーダーが、悪いことをしている人たちをやっつけてくれる!」という考え方のことです。
例えば、
学校で「クラスのみんなをいじめてる悪いグループがいるよね!」と言って、クラスの大多数を味方にして、「僕がみんなを守る!」と言う人がいるとします。このとき、その人がポピュリズムっぽいことをしているかもしれません。
でも、ポピュリズムには注意が必要です。なぜなら、
本当に悪いことをしているかどうか調べないまま攻撃することがある。
みんなの意見をうまく利用して、自分の都合のいいことをしようとする場合もある。
問題を解決するよりも、ただ「悪い人をやっつける!」と言うだけで終わってしまうこともある。
上の「ポピュリズムとは何か」についての動画の要約はこうだよ
1.昔、ギリシャでは長い間、政治が混乱していました。
2.その後、少しずつ安定し始め、新しい憲法を作ったり、国を良くする計画を立てたりしました。
3.でも1981年、カリスマ的なリーダー、パパンドレウが登場しました。
4.彼は「大事なのは国民だけ!」と言い、国の仕組みを批判しました。
5.「制度は国民を裏切っている」として、国民の生活向上を優先すると約束しました。
6.パパンドレウのようなやり方は「ポピュリズム」と呼ばれます。
7.ポピュリズムは、みんなの感情に訴えかける政治のやり方です。
8.この言葉は古代ローマの「人民」という意味の言葉から来ています。
9.ポピュリズムのリーダーは、「自分が国民の声を代表している」と主張します。
10.また、既存の制度やルールを批判し、エリート層(政治家やお金持ちなど)を強く批判することが特徴です。
11.第二次世界大戦後、多くの国が自由民主主義を採用しました。
12.自由民主主義では、みんなの意見を尊重し、ルールを守ることが大事です。
13.でも、自由民主主義には問題もありました。特にお金持ちと貧しい人の差が広がりました。
14.その不満が新しいリーダーを求める動きにつながりました。
15.現代のポピュリストは、「民意」を強調し、制度やルールを否定することがあります。
16.彼らは実現が難しい約束をしたり、反対する人を悪者扱いしたりします。
17.その結果、民主主義の大切な仕組みが壊れる危険があります。
18.ポピュリズムの指導者が失敗しても、その影響は長く残ります。
この動画を見てみよう
後半で言われているのは「民主主義が機能しなくなった時にその不備を告発するカタチで立ち現れるのが
ポピュリズムであり、人々が政治に参加するためのトリガーとして有効だ」と言っているよ
でもそうすると「民主主義」と「ポピュリズム」はある意味で同じ事を目指しているばすだけど
何が違うのかな?
民主主義ってどんな仕組み?
民主主義は、「みんなで選んだリーダーが、みんなの意見をもとに国を運営する仕組み」です。
みんなの意見を大切にして、多数決で物事を決めます。
ポピュリズムって何だっけ?
ポピュリズムは、「国民の声を一番に考える!」と主張するやり方です。
「偉い人たち(エリート)は信用できない!」と批判します。
「自分こそがみんなの意見を代表している!」とアピールします。
ポピュリズムと民主主義は、似ているところがあるから「兄弟」と呼ばれるんだよ。
どちらも「国民の意見」を大事にしている
民主主義:みんなで話し合い、意見をまとめて決める。
ポピュリズム:特に「大多数の国民の声」を優先する。
じゃあ、何が違うの?
ポピュリズムと民主主義は、似ているけどやり方や考え方が違うんだ。
1. 民主主義は「バランス」を大事にする
民主主義は、少数派の意見も守ったり、法律をしっかり守ることが大事。
2. ポピュリズムは「国民の声だけ」を強調する
ポピュリズムは、「国民多数の意見が全てだ!」として、ルールや少数派の意見を軽く扱うこともある。
たとえると?
民主主義は、みんなで力を合わせて山登りをするグループみたいなもの。
一緒に話し合い、全員が無事に山に登れるように計画を立てる。
ポピュリズムは、一人のリーダーが「この山に登ろう!」とみんなを引っ張るイメージ。
リーダーが人気者だと早く進むけど、道に迷うこともあるかも。
ポピュリズムはみんなをワクワクさせるけど、ちゃんと考えた計画がないことがある
ポピュリズムは「悪い人をやっつければ、すべてうまくいく!」と簡単な解決方法を言うことが多いです。
でも、世の中の問題はもっと複雑なので、それだけでは解決しないこともあります。
例:「クラスのいじめっ子を追い出せば、みんな仲良くなる!」と言っても、
本当に仲良くなるにはどうしたらいいか、もっと考えなければいけません。
間違った方向にみんなを導くことがある
ポピュリズムのリーダーは「みんなが喜ぶこと」を言うので人気が出ます。
でも、その人気を利用して、自分に都合のいいことをする場合もあります。
例:「このチームのリーダーになったら、毎日おやつをあげるよ!」と言って選ばれた後、
約束を守らない人がいるかもしれません。
敵を作ってしまう
ポピュリズムでは、「みんなを困らせている悪い人たちがいる!」と敵を作り、対立を生むことがあります。
これが原因で仲が悪くなったり、争いが増えたりすることもあります。
例:「あのグループが悪いんだ!」と言い続けると、みんなで協力するのが難しくなります。
政治に参加することは良いこと!でも…
政治に参加するというのは、みんなが「どうしたらクラスや町がもっと良くなるか」を一緒に考えることです。
それ自体はとても良いことです!
でも、ポピュリズムは「大きな声を出す人が勝つ」というような形になりやすいので、
静かにしている人や少数派の意見が聞いてもらえなくなることがあります。
例えで考えてみよう
クラスのみんなで運動会の競技を決めるとします。
みんなで意見を出し合うとき
→「かけっこがいい!」「玉入れがいい!」といろんな意見が出て、みんなで決めるのはとてもいいことです。
ポピュリズム的なとき
→「玉入れをやってる人はつまらないと思う!かけっこだけやろう!」と大きな声で言う人がいて、
それがみんなを動かしてしまうと、他の意見が無視されることがあります。
でもそれは民主主義がちゃんと機能しないせいで「社会によって救われることがない」人々が爆速で増えているからなんだ
民主主義はその苦しみにに応えるために360度あらゆる人々と「合意」を作らなくてはならないのに
その努力を怠ってしまった
ポピュリズムが「敵」としてエリートを認定するのは
そのスピードの遅さに起因するんだ。
つまりポピュリズムが発生した時点でその社会における「民主主義」は機能不全を起こしている
戦後の歴史上では常に、そうした民主主義の不備・スピード感のなさがポピュリズムによって修正されてきだんだ
でも!!!! 民主主義→ポピュリズムによる修正→民主主義→ポピュリズムによる修正
この歴史は正しいのかな?????
僕等はいまこそ、民主主義とポピュリズムという「兄弟」とたもとを分かつべきなんじゃないのかな???
そんな民主主義とポピュラリズムから離脱した政治体制&社会のありかたを
「プルリバース」(多元世界)というけれど
でも残念なことにその主張が具体的に指し示す未来のビジョンは圧倒的に不足しているんだ。
だから僕はこう思うよ。海外ではコロナ禍以前の2016年から盛んに語られてきた
民主主義とポピュリズムの相克、それがよーーーーーーーやく日本にも今年2025年やってくる
でもそんなしょーもないブラザーにお別れを!!!!
僕等の未来を作る究極の「自律性」と「多元性」による社会のイメージは
ハキム・ベイが書いた、その伝説的名著「T.A.Z.」(The Temporary Autonomous Zone)の中にもうあるよ
そして民主主義とポピュリズムっていうマッチポンプな100年から僕等は逃げ出そう!!!
そんなTAZな世界を作るのは
ボクとキミとAIさ
というわけで2025年おめでとうございまーーーーす!!!!
本年もポップミュージックとAIとおんなのこによる
“WAY OF POP DREAMING"
なコンテンツをお届けしますので何卒よろしくお願い致しますッッッッ!!!!
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