性行為が仕事の条件ってヤバすぎじゃない?!?!! インセル・ミソジニー化したスタートアップ業界の性欲についてAV監督が考察します
AV業界っていう「性行為表現」のコア中のCOREにずーーーっといると
いわゆる世間的なセックスに対する肌感覚とは全く違う、異次元な世界にいるなぁ・・・・とは思いつつ
でもこの4-5年で
「あれ?!?!?!なんか違うくない!?!?!」
とメチュクチャ強く感じていたのは
草食系男性やいわゆるミソジニーやインセル系が増えたことによって
男子・男性のセックスに対する欲望がシュリンクした
っていうメディア上の言説なんですよ!!!!
これつて実際におんなのこ達に話を聞けば
全く真逆で、公的に「エロ」について語る事が社会的リスクになっている
その顕著な例としては今現在、「エロ」を全面的に表明したコンテンツは
ネット検索からもSNSからも「はじかれる」っていう事態に直結してるんですが
そーーいう「禁酒法」ちっくな「禁エロ」が進んでいるからこそ
実は社会的な関係性においては
「性的な侵犯」
まぁこの「侵犯」ってタームはちょっとユルくぼかした言い方なんではっきりいうと
「ほぼレイプ」
みたいな完全に「AV越え」したヤバい性欲が跋扈してるんですよね。
で今回の週刊文春の松阪美穂女史による実名での告発
「性行為が仕事の取引条件になっている」スタートアップ業界で性暴力やセクハラが横行…被害者女性が語る、実名顔出しで“被害の実態”を告発したワケ
がAV業界から見てとても興味深いのはこうした今の「セクハラ」の構造は
昭和の時代の「セクハラ」とは全く異なる構造だからです
昭和の時代のセクハラとは?
昭和の時代のセクハラ(もちろん当時から問題だった)には、「男が女を口説くのは当然」「性的なジョークやボディタッチは職場の文化の一部」といった、
ある種の無自覚なマチズモ文化が背景にありました。
これは、性的な対象としての女性への欲望を前提としながらも、
ある意味では「女性を手に入れようとする」動機に基づいたものでした
(もちろん、それが正当化されるわけではありませんが)。
現在のスタートアップ業界に見られるセクハラは性的な欲望ではない
一方で、現在のスタートアップ業界に見られるセクハラは、インセル(非モテ男性の女性嫌悪)やミソジニー的な要素が絡み、
「女性を貶めること」自体が目的化している点が特徴的だと思います。
つまり、性的な欲望というよりも、
「女性を支配できないことへの苛立ち」
「自分より成功している女性に対する嫉妬や怒り」といった、
屈折した感情が攻撃性として現れているケースが増えているのではないでしょうか。
ここなんですよねーーーー
とにかく男の子の、そして女の子の
「本当の性欲とは何か????」
を追求してきた僕等のようなAV業界としては
この記事にあるような性欲とは別の欲望
「自らの自意識を補完したいからおんなを利用する」
っていうゴミみたいなやつらの欲望に吐き気がします。
ちょうど今週2025年の今時点で最も優れた「セックスソング」である
HAIMの新曲「RELATIONSHIPS」をご紹介したばかりですが
セックスっていうのは「こんがらがった」ものなの
セックスっていうのは「自分が壊れるため」のものなの
セックスっていうのは生と聖と性を繋ぐ「ノイズ」のことなの
スタートアップ界隈の方々を筆頭にみんな「セックス」をなめすぎてると思います。
おんなのこのセックスがどんなけ奇跡か?
そしてぼくらおとこのこはそんなおんなのことのセックスでどれだけのことを学べるか?
それがわかんない奴らは今すぐAVを100作品ほど見返すべきだと思います
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