REHACQとARCTIMESの敵対の不毛。正しい政治系メディアの未来を考える

その他ARCTIMES, REHACQ

ARCTIMES様の先日YOUTUBEで配信されたこの動画はほんとうに素晴らしくて
何度も書いてきてますが現在のSNSをオリジンとする

「評価経済社会」

とは、その評価対象を「コトバ」ではなく「数字」で置き換えるという「疫病型魔法」であり

新しい「宗教ビジネス」のことなんですが

そうした「魔法=宗教」を体現するインフルエンサーとしてのNHK党の立花氏の本質
それは極めて「麻原彰晃」氏的な今のインフルエンサーに共通するトホホ教祖感の本質を
ほぼ完膚なきまでに暴露した素晴らしい動画だったんですが

僕がこの動画で同時にとても驚いたのはARC TIMES様が、まるで親の仇のように
元テレ東のPである高橋弘樹氏が立ち上げた「ReHacQ」を

「政治の本質を知らないゴミメディア」

と定義して批判してるところなんですね。

このことの発端は、とにかくめちゃくちゃにBUZZった

高齢者は老害化する前に集団自決、集団切腹すればいい 

という見解を示した成田悠輔氏をReHacQが重用したことにあるようですが

だとしたらこれは

ほんとーーーーーーーーーーーーーにしょうもないなぁ(泣)

インフルエンサービジネスとは宗教ビジネスなんです

そして多分ARCTIMESの皆さんも、そしてReHacQの高橋弘樹氏も読んでいないと思いますが

TV局を筆頭に「メディア」をつかさどる人々の

「数字以外を信じることができない」

という倦怠とシニシズムを50年前に克明に描いたのは

小林信彦氏の「ビートルズの優しい夜」でした

TVマンとは常に「宗教」を無意識で欲している存在であり

それは小林信彦の小説で明らかなんですが

何故ならTVとはその時代の

「神とは誰か?」

を伝えるメディアだからなんです

だからTVの本質とはいつの時代も「神話」を物語ることなんです

だからReHacQというメディアが行っていることも

「その時代における新しい神」の姿を伝えること

もちろんARCTIMES側の方々からすれば

立花孝志氏や

石丸伸二氏や

成田悠輔氏や

ひろゆき氏が

「新しい神」だなんて!!!!

かもしれませんが

そうした社会的な文脈を語ることなくReHacQの高橋弘樹氏をやみくもに批判することは
ほんとうに勉強不足で悲しい・・・・・・

これまで例えば「政治的コンテンツ」を扱うYOUTUBEメディアとしては

VIDEONEWS.comや

ABEMAや

ポリタス

といったものがありましたが

「もっともっと政治とは何か?という基本理念にのっとったコンテンツが見たい!!!」

というDEMANDは今現在とてつもなく増えていると思います。

そんな要求にこたえるべきREHACQとARCTIMESが

お互いの本質をちゃんと理解していないうえで

上っ面の批判だけで反目しているのは「政治的コンテンツ」制作における不毛以外なにものでもありません・・・・

ARCTIMESは元TVマンである高橋弘樹氏の本人自身も気づいていないTVマン的シニシズムを明確に解説したうえで
ReHacQというチャンネルの位置づけをすべきだし

ReHacQは拙速な批判を行い、見ていて「うわぁ・・・」と感じてしまう
身内感にあふれているがゆえに

「一元様お断り」

ムーブになってるARCTIMESと向き合い、その齟齬をコンテンツ化するべきだと思います。

両者がそうした歴史的・文化的「編集力」によって自らのコンテンツの検証をしないかぎり

ReHacQもARCTIMES、その信者向けの

「神話製造マシーン」

でしかなく

立花孝志氏や

石丸伸二氏や

成田悠輔氏や

ひろゆき氏と同じ

インフルエンサービシネスと同じだと思います

そしてぶっちゃけARCTIMESもReHacQも政治とそのメディアにおけるコンテンツ化の本質を描いたこの作品ちゃんと見てないでしょ??

これを見たうえで2025年はもっと正しい政治チャンネルとしてグロースすることを切に願います

ARCTIMES, REHACQ

Posted by nolongerhuman