最新型のそして究極の「アイドルポップ」!!! Tate McRaeの奇跡の傑作 「So Close To What」を最速考察・レビュー
僕は確実に日本で最もこのアルバムがポップミユージック史において
そしておんなのこのおんなのこによるおんなのこのための「アイドルポップ」という文脈において
最も優れた、この先10年間の「バイブル」になる!!とお伝えしてきましたが
ほんとーーーーーーーーーーーーーーに途轍もない
最新型のそして究極の「アイドルポップ」アルバムが爆誕ッッッッッ(号泣)
Tate McRaeのニューアルバム「So Close To What」が奇跡的な傑作なので
日本では誰も書かないであろう究極レビュー・考察をさせてください
目次
ポップミュージックとはセックスのシュミレーションである。その大原則に殉じる事
このことは僕はあらゆる媒体で死ぬほど書いてきましたが
1950年代に生まれて現在において最も優れたポップミュージックであるKPOPまで
POP MUSICとは常に
「セックス=性愛の在り方をオトとコトバに落とし込んだもの」
の事でした。
その時代時代における優れたポップミュージックは
どうしたら僕の・私の究極の「欲望」である
であるがゆえに生と聖と性の間でこんがらがった
「SEX」
こんなことさえも今では書かなきゃな時代ですが
ここで言っている「SEX」とは「性愛」のことであり
肉体性と精神性
自我と他者
欲望と自律性
そんな僕等・私達が、自らの生と聖と性にとことんまで
向き合ったなら発生する「矛盾」
セックスと愛情
という「ノイズ」を音楽にする事
それこそが1950年代から現在までポップミュージックがPOP MUSICであるための
最大の「命題」であり
このテーマに関して逃げずに自らの「性愛」を晒してきたものだけが
鳴らせるのがその時代において最も優れたポップミュージックになってきたのです
「So Close To What」が鳴らす「セックス=性愛」のカタチ
なにがこのアルバムがヤバいのかっていえば
普通に考えるとこのアルバムで最もすぐれた
はっきり言って
「今という時代をポップミュージックとして鳴らすとしたら?」
の完璧なサンプル・リファレンスミュージックとして10年後には記録される
途轍もないMIXINGとマスタリングがなされた「2hands」ではなく
蛇足的に書きますが、その時代におけるポップミュージック、つまりその時代における「性愛感」は歌詞とかメロディーによって鳴らされるわけではなく、その楽曲のサウンド、ミックスやマスタリングという「音の質感」によるのだということはKPOP関連の記事でずーーーっと書いてきましたし、そのミツクスやマスタリングにおけるセクシャルさを放棄してしまったアセクシャルさが今のJPOPアイドルソングだったりします
オープニング曲「Miss Possesive」が完全に「氷の微笑」をオマージュした
そして僕がずーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーっと書いてきた
「PSYCHOTIC WOMAN」的おんなのこ
の性愛感をドキュメントしたヤバ曲でスタート・・・・・・
そしてここからこのアルバムは全ての音と言葉とグルーヴが
テイト・マクレーという21歳のおんなのこにとって
「性愛とは何か?」
というポップミュージックにおける最大の命題にフルダイブしていくのです
そのことは彼女自身が「私がこれだけ赤裸々にセックスについてのアルバムを作るとは思わなかった」とこのインタビューで語っています
最重要曲「Revolving door」のMVのラストシーンが持つ意味とは?
2015年以降現在までずーーーーーーーーーーーーーーっと書いてますが
現時点で「性愛=セックスのポップミュージック化」という命題に
真摯に向き合い、であるがゆえに最も優れたPOP MUSICとなったKPOP
オーディション番組において当初ダンサーとして注目をあびた
Tate McRaeはデビュー時からポップミュージックが鳴らすべき
肉体性=グルーヴ=性愛性に自覚的であり
KPOPは1980年代から2000年代までの「踊って・唄う」という
ポップミュージックの究極の肉体性に殉じたからこそ
最も優れたPOP MUSICになった事
現在洋楽ではそんなKPOP的勇敢で無謀なプレイヤーはいないんですが
この「So Close To What」でテイト・マクレーは
ポップミュージックとは生と聖と性がこんがらがったリアルな性愛を鳴らすことである
という大原則を、今日のアルバムリリース日に解禁になった
とんでもない傑作MV「Revolving door」で宣言してるんです
僕はこのMV、きょう公開されてもう何十回と見てますが、その度に号泣・・・・・・
見ていただければわかるように、このMVでの彼女のパフォーマンスは常軌を逸していて
上でリンクしたように、もっと正確に言えば「PSYCHOTIC WOMAN」映画の金字塔
「ポゼッション」をオマージュしたものであり
だから彼女はエクスタティックな明らかに過剰で破壊的なダンスシーンのラストに崩れ落ちるように号泣するわけです
そしてこのMVのラストで明確にメッセージ化されているのはこのカットです
「シンデレラ」やフロイトを持ち出すまでもなく
このハイヒールと脚のカットが持つ意味は
精神分析的視点(フロイト)
ジークムント・フロイトの精神分析では、靴やハイヒールは女性器の象徴と解釈されることがあります。ハイヒールを履くことは性的な成熟を意味し、靴がぴったりと合うことは性的な相性や結びつきを象徴するとも考えられています。
これらの要素により、シンデレラにおけるハイヒールは単なるファッションアイテム以上に、性的な象徴としての解釈がなされているのです。
どこまでもこんがらかった「性愛」という「カオス」に身を投げ出すこと
その瞬間の悦楽を音に言葉にグルーヴにする事だけがポップミュージックの使命である
ということを赤裸々に明示しているのです
こんな勇敢な事を2025年現在やっているのはTate McRaeだけです
セックスとアイドルポップの未来
上にも書きましたがポップミュージックのキモ中のキモ
その存在意義とは
セックスというこんがらがった
生と聖と性がNIXTUREされた
究極のエモーション
を楽曲にすることです。
でもこれも2019年の「無敵の人3.0」で完膚なきまでに論破してしましたが
JPOPにおけるアイドルポップが「死んでしまって」現在のゾンビ的KAWAII系まで
アニソンの世界観に蝕まれて
アセクシャル化した事
そしてその事をマネタイズのために容認した事
それは何度も何度も何度も何度も書きますが
犯罪だと思います。
だってTate McRaeと同じ21歳のおんなのこなら
そして10代の20代のおんなのこなら
頭の中が「性愛」で占拠されてるなんてあたりまえじゃん!!!!!!
それは男の子の「童貞」感の比じゃなく
もっとはっきり言ってしまえば
おんなのこがおんなのこであること
それは「性愛」へと性と生と聖の全てをかけてフルダイブできること
その本質的「おんなのこ」性をとことんまで突き詰めたのが
このTate McRaeの「So Close To What」というポップミュージック史に残る大傑作アルバムであり
このアルバム全尺43分の奇跡を僕はもう10回以上聴き狂ったし
もし僕が21歳でセックスについて知りたいと懇願するおんなのこだったら
一日20回以上聴くだろうし
日本も含めあらゆるおんなのこたちは今すぐこの
おんなのこがおんなのことして生きるための「バイブル」としてテイト・マクレーの
「So Close To What」を聴くべきだと思います。
正しく「アイドル」であるために
そしてもしアナタが新しい時代の新しいアイドルになりたいと願うなら
この作品において鳴らされた
「おんなのこの性愛」
に向き合うべきだし
そのアナタの「ホントウ」だけがアイドルであるための意味なんだ
もしそんなキミの想いに寄り添う制作者がいないなら
全部殺しちゃっていーーーよ
それくらいこの作品はサウンド的にも、そしてその世界観においても今後の「アイドルポップ」
を再定義するとんでもない傑作だと思います
3/4追記。うぉーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!! 今週のBILLBOARDアルバムチャートでSo Close To Whatが彼女のキャリア史上初の一位に(号泣)!!!!
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