10주년 너무너무 축하해요!! イッツ・ア・ファミリー・アフェア TWICEデビュー10周年という奇跡
僕は音楽評論として今でも誇りに思っているテキストの一つが
2015年の彼女達の革命的デビューから2年後、遂に日本デビューする!!という
時に、まーーーーーーーーーーー掲載までにあらゆる各方面からの突っ込みがありつつも
つまりこの時点でTWICEの日本デビューは一大プロジェクトだったので"変なライター"の記事なんてどうなん??というひと悶着があったということです
現在に至るまでTWICEのPOPNESSとは何か?について完璧に考察しえた日本で最初のこの記事なんですが
KPOP大学として何度も言及してるように2015年がポップミュージック史における
KPOPルネッサンス
の始まりの年であり、その一翼を、というか
奇跡のように、それはつまり圧倒的に「POP」という意味ですが
KPOP自身を、そしてポップミュージック史を書き換えてしまった革命的POP ANTHEMがブラックアイドピルスンが手掛けた
デビューからの三部作でした
その革命的デビューから今月、10/20でTWICEは10周年を迎えます
TWICEの奇跡とはなんだったのか?
僕は上にリンクした記事以降TWICEのテキストはあえて書きませんでした。
それはその記事に
TWICEのPOPNESSとは何か?
についてすべての答えが書かれているからであり
僕とってそれ以降のTWICEは完全にレジェンド枠、奇跡の先にもうゴールしてしまった「天上人」なので
ただただ「幸せになってほしい」という思いしかなかったからです。
それぐらいTWICEはKPOPの全てをその「正しすぎて暴力的すぎるポップマナー」でルネッサンスしてしまったグループでした
今の完全に洋楽マナーで修正されたものとは違い
TWICEのデビューからの三部作がいまだに衝撃的なのは
SMエンタによって確立された
「楽曲の世界観を完璧に伝えるための道具としての声」
というKPOPサウンドの定義を完全に破壊して
「そこに生きているおんなのこの声をそのままサウンドに載せる」
という狂ったサウンドプロダクションがなされていたことです。
だからTWICEの奇跡のデビューからの三部作はサウンドが異常なくらい生々しい
これはほんとーーーーーに楽曲を手掛けたブラックアイドピルスンの功績だと思いますが
上にリンクした記事にも書いたようにまるで大瀧詠一氏のナイアガラサウンドのように
そしてHIPHOPサウンドのレジェンドであるBOMB SQUADのように
ポップミュージック史上のあらゆるサウンドが闇鍋的にぶちまけられた異形のサウンドが
デビューから三部作のシグニチャーでした。
でもそれを可能にしたのはTWICEという
おんなのこ達の個性
この「おんなのこたちの魅力」を確実に伝えるためにはそれまでのKPOPのような
楽曲に「隷属」させるような作りをしちゃだめだ!!!
その結果生まれたのがKPOP史上最も「ナマ」な
そのおんなのこそのままの「声」を生かした楽曲であり
各自のキャラクターを生かした「トンデモ」MV群でした
It’s a family affair。TWICEのコアにある「家族」感
その結果楽曲もそしてMVも、まるで
家族写真
のような異形の作りにTWICEはなっていきます。
だって普通ならデビュー曲のMVにキモイゾンビ登場させないっしょ??
「CHEER UP」で元ネタわかりやすすぎな映画パロディーやらないっしょ??
でもそれがTWICEでは許される。
まるで家族パーティーでの子供たちによるお遊戯のような
圧倒的自由さ
そう!! TWICEの10年、そしてその10年という途方もない時間のコアとなっていたのは
「家族」的コンセプト
おんなのこはおんなのこのままでいることで最も愛される
という愛のカタチを崩さなかったことにあります
新曲「ME+YOU」MVで不覚にも号泣しました・・・・・
そして10周年記念となる新曲「ME+YOU」MVで展開されるのは
なぜTWICEが革命的だったのか??
なぜTWICEが愛されるのか??
を正しく再定義した「家族」モード
まるでTALKINGHEADSの家族POP ANTHEM最高峰のこの曲のように
そこにいることで許される
そのままでいることが正しい
という初期三部作のコンセプトを、そのユルさのまま
でも今のKPOPにおいてTWICE以外だれも出来ない
家族感
を明確に掲げていることに大感動・・・・・・・・・・・・・・・・!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
と書きつつも全員の英語曲ソロ作品で構成された今回のアルバム「TEN:The Story Gose On」を全編聴いてしまうと
おーーーーーーーーーーーーーーーーーい!!!なんでそーなるん(号泣)
ってなりますよ!!!! でも!!でも!!!でも!!!!
でも、この「ME+YOU」は素晴らしい。
TWICEの10周年、それは単なる周年記念なんかじゃない。
それは世界が“おんなのこ”という存在をもう一度信じるための儀式だったんだ。
彼女たちの楽曲も、MVも、衣装も、表情も、
そのすべてがひとつの呪文のように響いている。
「世間体なんてどうでもいい、家族の前でだけ見せられる自由」
——それがTWICEの本質。
社会のカメラがどれだけ回っていても、
彼女たちのレンズの奥にはおうちみたいな安心感がある。
笑っても、泣いても、転んでも、立ち上がっても、
おんなのこであることが“正義”である世界を、彼女たちは10年間守ってきた!!!
そのサウンドは時空を超える。
70年代のシティポップが微笑み、
90年代のR&Bが腰をくねらせ、
00年代のUKガラージがハートを跳ねさせ、
Y2Kのネオンがまた蘇る。
でもそれは懐古じゃない。再利用でも、引用でもない。
TWICEが鳴らすと、“今がいちばん楽しい”という現在形の歓喜になる!!!
リズムは笑い、ビートは恋をし、ベースはドキドキしてる。
おんなのこが「楽しい!!」と感じる瞬間だけで構築された宇宙、
それがTWICE POP UNIVERSE。
10年間、TWICEはただのアイドルじゃなかった。
彼女たちは**「おんなのこであることの自由」**を体現し続けた存在だった。
それはメイクでも、ファッションでも、恋愛でもない。
「楽しいことを選ぶ勇気」そのもの。
誰が何を言おうと、彼女たちは笑う。
その笑顔が、ポップの未来を救ってきた。
TWICEは、いまも、これからも、“おんなのこが正義である”という希望の証人であり続ける。











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