今週の最新洋楽POP ANTHEM情報ーー!!

最新洋楽新譜情報

日本一の最新洋楽PLAYLISTを擁するターボ向後による

「今週アナタが聴くべき洋楽POP ANTHEMS」

今週はこちらのテキストにも書きましたけど

洋楽アルバムとして2024年のベスト!の一枚そして今後のPOP MUSICのあり方を定義する傑作
The Blessed Madonnaのデビューアルバム『Godspeed』もリリースされましたが

2024年10月第三週の最新洋楽曲を今週も一気にご紹介させてくださいッッ!

chokecherry – I Know You

PLAYLISTでは毎回紹介してるLAの女性二人組(+dr)のchokecherry新曲!
やっぱ洋楽が面白いのはこーいう3ピースバンドでも
楽曲から濃厚にセクシャルな世界観がダダ漏れっているところ。
これが1950年代のR&R ERAから続くポップミュージックの実は基本形なんですよねー

faerybabyy – darlin’

このヘロヘロ×メロメロなフェムパンク感最高すぎる!!!
女性アーティストPayton Morseのプロジェクトfaerybabyy新曲
面白いのは彼女のこんがらがりっぷり!
アー写はこんな感じで

新曲のプロモスチールもこれなんですが

彼女の音楽的オリジンはHank Williams,Loretta Lynn, Johnny Cashそしてエルビス
そしてThe Cure と The Smithsっていうのがメッチャ面白い!!!

50年間のポツプミュージックのあらゆるジャンルが
「ヘロヘロ×メロメロ」という編集技法でMIXされているからこそ
faerybabyyは面白すぎるんです!!

WARGASM (UK) – Circle Pit

以前からPLAYLISTにはADDしてましたが
今回は曲中に日本語もIN!! このTHE MAD CAPSULE MARKETS直系ミクスチャーロックは
確かに日本で受ける事間違いなくて、うまいプロモーションだなぁ!!!

Ari Lennox – Smoke

あいかわらず凄いなぁーーAri Lennox様新曲!!

これ完全に1970年代の超傑作映画「カッコーの巣の上で」でのオマージュで

SNSでがんじがらめになった自分を救済するものへのHYMNなんですが
そうした自己の切実さ、それがDEEPであればあるほどPOPになっていくという
ポップスター&ポップミュージックが背負ってしまった十字架の意味を
彼女もまた鳴らしているんだと思います

Sofía Valdés – Already Yours

彼女の楽曲はリリースされる度にプレイリストで紹介してますが
新曲の"SENSUAL"のオリジンイメージとしての「闘牛」使い!!!!
これはペドロ・アルモドバル監督のカルト闘牛エロ映画「Matador」へのオマージュで

もーーーーメチャクチャうまいッッッッ!!!

Downtown Girls – Luther Russell

ある意味で「二世タレント」的、「高等遊民」ロックかよ!!との批判は的外れ!!
大リスペクトするCURATION RECORDSからリリースされるLuther Russell新作からのこの曲の
完璧な

「後期高齢者ROCK」感!!!

このサウンドとコドバの響きは今後確実に新しいPOPNESSになっていきます。

なぜなら(これもメッチャ深堀りできるけど)日本では特異的に「老害」という言葉で差別されている
老人という存在こそが実はトー横キッズ以上に今後社会においては排除される存在、

「アウトサイダー」化していく。

この老人の実存というテーマは優れた文学作品で既に主題化されてきてはいるけど
明確にそのコアを描き切った作品はないんです。

このDOWNTOWN GIRLSの歌詞における主人公の「まなざし」

これは新しいロックの視点に僕は今後なっていくと思います

De La Soul – Oodles of O’s

De La Soulの新MV!!!
彼等のHIPHOP史における伝説的傑作デビューアルバム「3 Feet High and Rising」は
あらゆるヒップポップ的表現がギャングスタ的「血と暴力」で塗り固められようとしていた時

「いや・・・・流血とか暴力とかキモいんですけど」

という超ーーーーーーーーーーーーーー強烈なアンチテーゼを行って
その後のHIPHOPにおける多様性を簡保した途轍もない傑作でした

そんなDELA SOUL1991年リリースの「Oodles of O’s」の新MVが最高なのは
ここでもまた彼等は大統領選挙における血と暴力的分断を尻目に
自らがオープンしたドーナツショップの開店ネタにしているとこ!!
DIASY AGE AGIN!! 傑作です

Gareth Donkin – 'Suite Escape’ EP

日本では僕が一番伝えてる

“1970-1980年代AORバカ一代!"

Gareth Donkin兄貴の新作EP「Suite Escape」がドロップ!!
今回もとーーーーーにかく唄メロが最高だし、こーいうイントロMOVIEを作ってくれるように
なったのも素晴らしいッッッ!!
でもしか!!!!もうこの音とコトバとボーカルメロディーの洗練さには
いままでのような自前の「ミキシング」と「マスタリング」では
その途轍もないPOPNESSを伝えきれないところまできていて
ここで一発、兄貴が敬愛しているであろうレジェンド系ミキサーやマスタリングエンジニアと
組んで欲しいッッッッッ

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上記でご紹介した最新洋楽ANTHEMSをADDして現在日本の2024年の洋楽プレイリストとしては最大の
420曲のMVをご覧いただけるYOUTUBE PLAYLISTはこちらです!!

Posted by nolongerhuman