今週の最新洋楽POP ANTHEM情報ーー!!
日本一の最新洋楽PLAYLISTを擁するターボ向後による
「POP中毒者の皆様に捧げる最新極上洋楽POP ANTHEMS」
2025年4月第4週ゴールデンウィークの極上のBGM!!!最新洋楽曲を今週も一気にご紹介させていただきます!
LOADED HONEY – DON’T SPEAK
ここここここれは最高ーーーー!!
UKのJUNGLEから J Lloyd and Lydia Kittoによるユニットのデビュー曲
甘くFUNKYな1970年代フィリーソウルオマージュ
quickly, quickly – Enything
Graham Jonson。
ポートランド出身。
**「少年の祈りと、夜明け前のミッドセンチュリー・ジャズの亡霊」**を、
ベッドルームの隅っこで、たったひとりミキシングし続けた魔術師。
もともとは完全DIYのビートメイカー。
でもいまや、歌い、演奏し、歪ませ、そして溶かす、全方位型幻影ポップス職人へと変貌を遂げた。
quickly,quickly新曲は
最初の数秒。
ギターが、まるで水槽の底で鳴ってるアラームみたいにぼんやりと震える。
そのうえに、Grahamの声。
細くて、儚くて、でも絶対に消えない。
リズムは、
眠気と焦燥を半々に混ぜたみたいな、よろめくグルーヴ。
ビートは打たれているのに、地面はずっと揺れている。
この不安定さ。
このアンバランスさ。
これこそが"Enything"の心臓だ。
「何者にもなれない僕ら」のために用意された、無名のままの祈りのミサ曲だ。
fantasy of a broken heart – We Confront the Demon in Mysterious Ways
去年のアルバムも素晴らしかったfantasy of a broken heartのNEW EPから
fantasy of a broken heartは、
「もう壊れた心しか持っていない人間たち」の最後の光だ。
ドリームポップの霧をかき分け、
エモの血を吸い、
そしてポストロックの静かな絶望を飼いならしている。
fantasy of a broken heartとは、
世界が終わったあとにだけ咲く、黒い花。
“We Confront the Demon in Mysterious Ways"――
このタイトルの通り、
この曲の中で「悪魔」は、
叫んだり、暴れたりしない。
ただ、
沈黙の中でこちらをじっと見ている。
そして僕たちは、
震えながら、でも確かに、
その悪魔に立ち向かっていく。
言葉にならない形で。
Evening Elephants – Chewing Cheeks
今回のこのVISUALIZER最高です!!!
日本では全くなってませんが毎回新曲をお伝えしているLAのEvening Elephants新曲
「冗談みたいにキラキラした毒」を撒き散らしながら
笑ってるのか泣いてるのか分からないボーカル。
サウンドは軽やかだ。
でもその軽さの裏に、
**「もうこれ以上心が重くなると爆発する」**っていう限界ギリギリの圧が潜んでる。
タイトル"Chewing Cheeks"――
つまり、「頬を噛み締める」。
笑いを我慢してる?
泣くのを我慢してる?
いや、たぶんその両方だ。
この曲は、
**「どうしようもない世界を、どうにか生き延びるための、やけっぱちの祝祭」**だ。
最後、サウンドが少しだけスロウに歪みながら終わるその瞬間、
リスナーは気づく。
「ああ、俺たちはまだ壊れてない」
って。
Eliana Glass 'Shrine’
ニューヨークを彷徨う、声の幻影。
Eliana Glassは、
**「静寂のなかに潜む爆発」**を、
**「喉元に忍ばせたナイフ」**みたいな声で届ける、
現代ドリームポップ/サッドコアの隠し子。
ピアノを操り、
アンビエントの霧を抜け、
ジャズの残響を指先に残しながら、
**「歌う」というより、「傷を撫でる」**ように音楽を紡ぐ。
ピアノの一音一音が、
**「息をするたびに少しずつ死んでいく」**みたいに、静かに、でも確実に鳴り始める。
そこにElianaの声。
透明?
違う。
これは、
**「もう痛みさえ透明になった後の声」**だ。
まるで忘れられた神殿の中に漂う冷たい空気みたいに、静かに、しかし確実に広がっていく。
Elianaは「Shrine(祠)」を歌う。
でもそれは、神を讃える場所じゃない。
それは、
**「傷を抱えたまま生き延びた自分たちのための、名もなき祠」**だ。
そして彼女はそこで祈るのではない。
ただ、
「まだ生きてる」という事実そのものを捧げている。
CLUBZ – Splendido
メキシコのCLUBZ相変わらず完璧なベッドルームディスコ!!
砂漠の都市に生まれた、極彩色のドリームマシン。
2013年結成。
サウンドは、
80’sシンセポップのガラクタと、
90’sローファイの埃と、
現代のメランコリックな光線を、
全部溶かして作ったミラーボール。
“Splendido"は、
この世界がまだ滅びていないことを、小さな音で祝うための、透明な国歌だ。
PinkPantheress – Stateside (American Version)
おーーーーーーーーーーーーーーーー!!! The Dareプロデュース!!!
僕は彼女がまだ全くの無名な頃からメチャクチャ色々書いてきましたが
ブレイクしてからの楽曲はなかなかフォーマットから抜け出せないジレンマを感じるもので・・・
でもこの曲は素晴らしいMVと共にPinkPantheressの「次」が見えて大期待ッッ!!
George Houston – Big Footed Mama
スワンプMEETSチェンバーポップ!!ここここここれは6月に出るニューアルバム「TODC (The Original Death Card)’」
が楽しみすぎるーーーGeorge Houston新曲
去年ライブサポートした関係でアルバムはポールウェラーのスタジオでRECされたらしく
なんと二枚組!! しかも本人曰く
「アイルランドのド田舎でQUEERとして生きてきた僕のすべてをさらけ出したつもりだよ」
と宣言していて傑作の予感しかしないです!!!
日本最大の2025年最新洋楽リリース楽曲による洋楽PLAYLISTはコチラです!!!
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