今週の最新洋楽POP ANTHEM情報ーー!!

最新洋楽新譜情報

日本一の最新洋楽PLAYLISTを擁するターボ向後による

「POP中毒者の皆様に捧げる最新極上洋楽POP ANTHEMS」

2025年5月第2週の最新洋楽曲を今週も一気にご紹介させていただきます!

Jake Wesley Rogers In the Key of Love

ずーーっと新曲リリースの度にお伝えしてきたJake Wesley Rogersの遂に!デビューアルバム登場!!!

『In the Key of Love』——これはLOVEの錬金術だ
冒頭から心臓をわしづかみにしてくる。ピアノ、ストリングス、ビート、そしてJakeのボーカルは“傷ついた神”の叫びだ。
このアルバム、すべての音が愛の鍵で書かれてる。コードが鳴るたびに、過去のトラウマと祝福が同時に蘇るような、そんな楽曲ばかり。

たとえば「Modern Love」は、ボウイ的な響きすらある80’sの幻影をまといつつ、“QUEERという言葉をPOPに再定義する”。このトラックでJakeは、性的アイデンティティを叫ぶんじゃない。既に“在る”ことを、美しく鳴らしている。

Jakeは「QUEERのためのPOP」ではなく、「すべての人にとってのPOP」を目指した。
それはGLAADの記事でも語られていた通り、Cyndi Lauperとのツアーや、Elton Johnとの対話の中で育まれていった「伝承と反逆の二重奏」だ。

彼の歌にはもう“壁”がない。あるのは崇高な物語と、どこまでも広がる愛の風景だけ。これは政治でもポリシーでもない。“POPが人間そのものを鳴らす時代”のファンファーレだ

Elton Johnが言った “You’ve found it” の意味とは?
あれは単なる賞賛じゃない。Jake Wesley Rogersという現象が、「ラブソング」という形式を救済したことへの祝詞なんだ。

彼は《In the Key of Love》で、「QUEER」という言葉を内側から光らせ、「POP」という言葉の外枠を焼き切った。そしてその中心に、声と祈りとピアノだけが残った。

それこそが、“You’ve found it.”

Jake Wesley Rogersは、ポップ・ミュージックの未来を愛で調律する錬金術師だ
このアルバムは叫びでも主張でもない。それは響きだ。存在のエコーだ。

Jakeは我々にこう問いかける——

「あなたは誰を愛してますか?」じゃない。
「どんな愛で世界を調律したいですか?」と。

Walter The Producer – Roadtrip

うわーー傑作!
“旅”じゃない。“停滞のドライブ”
まるで90年代のカセットテープからにじみ出た**『ウェインズ・ワールド』の亡霊を召喚**したようなパロディMV
そう、あの“バカで最高”な深夜テンションの再現。だけど、Walterはそれをただのオマージュにしない。
そう、これは**“感情の多重構造”**なんだ。

表層は「うぇーい!最高!」(ウェイン)

中間層は「これって演技だよね?」(Walter)

深層は「マジでどこ行けばいいんだろ、俺」(リスナーの内なる声)

この3つが同時にプレイバックされる

「どこに向かってるのかわからないけど、走らなきゃ死ぬ」
まさにそれ。**現代のロードトリップは“逃げ場のない逃避行”**なんだよ。

Walterの歌声は、やわらかい。でもそのやわらかさは、日焼けして色あせたポラロイドのような傷を孕んでる。
それは「希望」のふりをした「諦め」。でもそれを**“ポップに美化”できる力**こそ、彼の最大の武器

彼の音楽は、ジョークのフリをしてる。だけどそれはZ世代のサバイブ術なんだ。

『Roadtrip』とは、

「笑いながら泣いてるやつらの国歌」であり、
「すべての“行き場のないやつら”に贈る、ノンストップ・スロー・アンセム」なのだ。

Miley Cyrus – More to Lose

ここここれは本当に全曲分のMVがDROPされるのかも(号泣)
すでに公開される度にレビューしてきて
途轍もない傑作!!とお伝えしているマイリーサイラス姐さん
5/30リリースのアルバム「Something Beautiful」からまたまたまたまたMV解禁

George Houston – Drag Queen

インタビューで「これまでの僕の人生のすべてを注ぎ込んだ」と宣言してる
6/13リリースのニューアルバム「TODC (The Original Death Card)」から
超ーーーーーーーーーPOPなANTHEM!!

Lydia Night – The Hearse

うぉーーーーーーーーーーーーーーここここの路線っすよ!!!!
僕が彼女を日本で一番テキスト化してきたのは以前詳しく書きましたが

この曲はこれまでのBANDスタイルじゃできなかったし
メチャクチャ素晴らしいッッ!!!

Royel Otis – moody

曲もいい!!!けどこのVISUALIZERの映画「ロリータ」オマージュが最高デッス!!!

Sophia Kennedy – Imaginary Friend

5/23にCITYSLANGからリリースされる4年ぶりのニューアルバム「Squeeze Me」からの新曲
トラックはメッチャミニマルだけどこれまでの彼女の楽曲で一番POPに!!!!
アルバム楽しみだなぁーー

BIZZY – Tuesday

HAIMの「SUMMER GIRL」や

A Tribe Called Quest – Can I Kick It?
(こっちはモロSAMPLINGですが)

ほんとWalk on the Wild Sideをネタにすると凄いPOP SONGが生まれる奇跡がまた!!

Maiya Blaney – Recognize Me

6/13にリリースされるニューアルバム「A Room With A Door That Closes」からの
新曲で彼女曰く「わたしが16歳だった時にどうしても必要だった曲」つまりニューアルバム
のテーマ曲で、まままま正にこんな部屋に僕も住んでたッッ!!とMV見て思いました
「恋する惑星」のポスター貼ってました・・・・

sombr – undressed

こここここれは曲もMVもnamiと並んで2025年最大の驚き・・・・・ななななななんだこの傑作ッッッッ
2年前に突如として「Caroline」がTIKTOKでバズって、

去年の「BACK TO FRIENDS」

そして3月にリリースされたこの曲も
TIKTOKベースで鬼BUZZの中で満を持してMV登場!!

Jeff Buckleyがそうだったように、美しすぎて苦しくなるようなボーカル。
でもそこにはただの技巧じゃなく、血まみれのナイーブさが詰まっている。

この世の中で、「感じすぎる」ことは罰だ。
Sombrはその罰を歌に変え、祈りに変え、そして罪に変える。

『Grace』がそうだったように、
“undressed”もまた、救済ではなく“受難”の歌だ。

どちらも、愛されることと破壊されることが紙一重であると知っている。

19歳でまるで映画「CALL ME BY YOUR NAME」まんまのPOP ANTHEMを書いてしまう
ポップモンスター爆誕です・・・・すすす凄い・・・・

2024年は486曲を紹介しました今週ご紹介した楽曲をプラスして現時点で151曲を網羅した
日本最大の2025年最新洋楽リリース楽曲による洋楽PLAYLISTはコチラです!!!

Posted by nolongerhuman