今週の最新洋楽POP ANTHEM情報ーー!!

最新洋楽新譜情報

日本一の最新洋楽PLAYLISTを擁するターボ向後による

「POP中毒者の皆様に捧げる最新極上洋楽POP ANTHEMS」

2025年5月第5週の最新洋楽曲を今週も一気にご紹介させていただきます!

Miley Cyrus Something Beautiful ALBUM

ずーーーっとお伝えしてきたマイリーサイラス姐さんのアルバム「Something Beautiful」
がやっぱり途轍もない大傑作でした!!!
こちらに別記事として完全レビューいたしました

Sebastian Schub – Be Still

おーーーPURE SADCOREミーツFOLKROCK!!
Sebastian Schubの6/6リリースのデビューEP「Sing Like Madonna」からの曲素晴らしいッッ!

Carter Vail Stunner

どっちかっていうとYOUTUBER的な人らしいんですが
MVも曲もめちゃくちゃカッチリデザインされててめちゃくちゃ注目です!!

Sports Team Boys These Days ALBUM

こーーーーーれは傑作!!! ロンドンのSports Teamのサードアルバムが最高すぎるっっ

『Boys These Days』──レイ・デイヴィスの魂がTikTok世代の靴を履いた日

スポーツ・チームが新たに叩きつけたこのサードアルバム『Boys These Days』は、
**レイ・デイヴィスが2000年代以降のイギリスに転生して、パブではなくパケット通信の時代にペンを取ったらこうなる!**
と言い切って差し支えない。いや、言い切らせてくれ。

レイ・デイヴィスは言った。「ロックは小説になれ、新聞になれ、近所のゴシップに寄り添え」と。
そしてスポーツ・チームは答える。「俺たちの曲は、アスコットじゃなくてWetherspoons(チェーンの大衆パブ)で醸された現代詩だ」と!

🎸バカ騒ぎと孤独、パンキッシュと哀愁、すべてが日曜午後の憂鬱として鳴る

「I’m In Love (Subaru)」はKinksの「Autumn Almanac」のようにそして
「Planned Obsolescence」は明らかに「Dedicated Follower of Fashion」の血を引くトラック。
ファッションに飽きたファッショニスタたちのディストピア賛歌。
だけど、Kinksが60年代にファッション中毒を笑ったように、
彼らはアルゴリズム中毒を笑う。笑って、泣く。

このアルバムにはノスタルジアが存在しない。代わりにあるのは、
“失われることすら許されない”現代の感情へのスナップショット。
THE KINKSがイギリスの郊外の美しさと哀しさを描いたなら、
SPORTS TEAMはイギリスのエナジードリンクと再開発ビルの隙間でキスをする若者たちの残像を記録している。

Richard Ashcroft – Lover

ここここれは凄い完全にサウンドがコトバがメロディーが復活してる・・・
Richard Ashcroft先生といえばなんといっても
The Verve – Bitter Sweet Symphonですが

この新曲、リチャード・アシュクロフト的ANTHEM感が再びなり始めようとしてる胎動が!!

EGOISM – Addison Road

ほんとーーーにこの新曲もTHE1975的ロマンティックポップが爆発!!
MVのベッドシーンでのポップスターっぷりもこのバンドのアイドル性が全開でめっちゃいいです!!

Robbie Williams – Rocket [Feat. Tony Iommi]

なんか今週は往年のロックスタおじの新曲を選んでる感じですが
それはまだ今年2025年は去年までの「INDIE SLEAZE」みたいなブームがないのもあって
でもこの曲のフレッシュさにはめちゃくちゃ驚き!!! やるなぁ・・・・

Addison Rae – Fame is a Gun

うわぁーーー前半のまるでジョン・カサヴェテス「オープニングナイト」オマージュから後半一気にケネスアンガー味になるMVが大傑作!!

MVが始まった瞬間、我々は「目撃者」にされる。
それは**ジョン・カサヴェテスの『Opening Night』**で
ジーナ・ローランズが狂気と舞台のあいだで揺らめいたあの瞬間と同じ、
女優という病を生きる者だけが知る“意識のヒビ割れ”。

Addisonは言う──「有名になることは、死ぬことと同義だ」と。
でもその死は緩やかで、甘美で、エレガントで、
しかもカメラはずっとそれを追い続けてくる。

MVの中盤、照明が紫に変わる。
Addisonの目がカメラを直視したまま、
ブロンドウィッグがズレ落ち、
まるで自我が溶け出すように場面が崩れていく。

これは**『Scorpio Rising』の亡霊たち**が、
インスタ映えの裏に張り付いた悪魔的エロスを再起動した儀式だ。
モンタージュは歪み、Addisonは光の祭壇に吊るされるように踊り、
ポップアイドルという偶像がゆっくりと焼かれていく。

バズを撒き散らすのではなく、
バズの元凶そのものに呪詛をかけて再構築するプロセス

カサヴェテスのように“演技”を壊し、
アンガーのように“映像”に魔術をしかけ、
そしてAddisonは**“ポップ”を自分の血で濡らして産み直した。

Addison Raeは『Fame is a Gun』で、
ポップアイコンが“崩壊”する瞬間を“神格化”することに成功した。

「名声は銃だ」と彼女は歌う。
でもその銃は自分のこめかみに向けているフリをしながら、
実は我々──観る者の美意識そのものに撃ち込まれている。

J Noa – Los 5Golpe

これまでもご紹介してきたドミニカのJ Noa新作がまるごとショートフィルム化!
スキットを挟んで展開する構成と素晴らしいカットの数々!傑作

Greg Freeman – Curtain

以前から8月にリリースされるアルバムからの曲とジャケのすばらしさをお伝えしてきてますが

アルバムからの新曲がまた最高すぎる・・・・・楽しみだなぁーー!!!

2024年は486曲を紹介しました今週ご紹介した楽曲をプラスして現時点で178曲を網羅した
日本最大の2025年最新洋楽リリース楽曲による洋楽PLAYLISTはコチラです!!!

Posted by nolongerhuman