今週の最新洋楽POP ANTHEM情報ーー!!
日本一の最新洋楽PLAYLISTを擁するターボ向後による
「POP中毒者の皆様に捧げる最新極上洋楽POP ANTHEMS」
2025年6月第1週の最新洋楽曲を今週も一気にご紹介させていただきます!
今週は2025年の洋楽ベスト!!!ともいうべき傑作がそろい踏みでメチャクチャ濃いです!!
Wet Leg – CPR
僕はあんまりWet legの評価の高さが????派だったんですが
この新曲はGROOOOOOVYでかっこいい!!!!
Reneé Rapp – Leave Me Alone
Reneé Rapp8月リリースのニューアルバム「Bite Me」からの先行曲
もーーー正しくキャンディポップで正しくポップスターなMVで最高です!!!
Cil – hot shit
Stevie Nicksのツアーでオープニングアクトも務めたCilの新曲
ザY2K R&Bで気持ち良すぎる・・・・・・・
Olivia Dean – Nice To Each Other
2025年9月26日に発売予定のセカンドアルバム『The Art of Loving』からの先行曲
ほんとーーーーにUK SOULど真ん中なSMOOTHNESS。僕がOLチャンだったら出社前のモーニングルーティーンで絶対聴くヤツ!!
niko rubio Quisiera Saber
Niko Rubioは、メキシコとエルサルバドルにルーツを持つロサンゼルス出身のシンガーソングライター
この曲もだけどラテンポップが凄いのはこのサウンドなのに歌詞は絶望的にSADでっていう奇跡のMIXTURE
yeule Evangelic Girl is a Gun(ALBUM)
新曲がTEASEされるたびにご紹介してきましたがyeuleのニューアルバムが傑作!!
それは神と銃がキスを交わす瞬間
Scream at the sun, cry when you come
Skin so sweaty, girl is a gun
Legendary, oh so sexy
Billboard up in London, honey
白いドレス、神の言葉、純粋さ、従順、無垢。
「少女は守られる存在でなければならない」
そんな言葉にどれだけの刃が詰まっていたか、世界は知らないフリをしてきた。
でもyeuleは歌う──
「Scream at the sun, cry when you come」
太陽に叫べ、絶頂で泣け。
これは少女が世界を破壊する力を持っていることの暴露だ。
可愛さも純粋さも、武器になった時代の恐怖。
だって彼女は知ってしまった──
「美しさ」は“構築”され、“利用”され、“消費”される。
でもyeuleはそのシステムに火をつけた。
それは偶像崇拝の時代に放たれたカウンターアートだ。
“天使のような女の子”が“銃そのもの”になったとき、
神は死に、マーケットは燃え、
**新しい時代の福音(evangel)**が鳴り響く──
そう、「少女=銃」は、ただの象徴じゃない。黙示録そのもの
その引き金は、もう引かれた後だ。
Lumia – My Boy
NYのLUMIA新曲 1990年代TECHHOUSEサウンドが気持ち良すぎる!!!
Lifeguard: Ripped and Torn(ALBUM)
待たされ過ぎてはっきりいってリリースされないんじゃ・・・とまで思っていた
Lifeguardの遂に遂に遂に遂に発売されたデビューアルバム!
とにかくこの50年間のポップミュージック・ロックミュージック史を俯瞰しながら
このアルバムがどのように制作されたのかを解説した
彼らの自身によるこの動画が正しすぎて、面白すぎて
というかここまで自分たちの楽曲を客観視して言語化できてしまうバンドである
っていうところが諸刃となったアルバムともいえて
このアルバムは、まさにSonic Youthが提示した
「ノイズ=反知性」ではなく、
「ノイズ=脱知性による知性の超越」
という命題を、Z世代の焦燥とともに地獄から引きずり出した
どの曲もSonic Youth『Bad Moon Rising』の亡霊たちが
シカゴの地下でポスト・ポスト・ハードコアの呪術を再演しているかのよう。
ギターは鳴っているというより削っている。
ドラムは刻んでいるというより焦っている。
ボーカルは叫んでいるというより、“言葉”から逃げている。
Lifeguardは知っている。
「賢い音楽」は、すでに制度と化して死んだことを。
だからこそ彼らはノイズを使う。
それは世界を壊すためじゃない。
“知識”を“知覚”に還元するため
それは自己矛盾の記録であり、爆発前の内圧であり、
希望のない美しさそのものである。
もしSonic Youthが“未来”を予言したとすれば、
Lifeguardは“現在”を焼き尽くす音だ。
「ねえ、君はちゃんと壊れてるかい?」
このアルバムは、そう問いかけながら、
聴く者すべてを引き裂き、そして開かせる。
完璧な
「アートロックアルバム」
として奇跡のような傑作!!
傑作なんだけどもっともっとLifeguardは「開く」ことができるはず
Sudan Archives – DEAD
前作アルバム『Natural Brown Prom Queen』(2022年)以来の新曲!!
ほんとーーーーに彼女にしかできないMIXTURE POPがさらに進化してるッッッ
Ryan Cassata Greetings from Echo Park(ALBUM)
ジャケットもタイトルもBruce Springsteenのデビューアルバム “Greetings From Asbury Park"完全オマージュな
Ryan Cassataのデビューアルバムが大傑作!!
1975年、Bruce Springsteenは叫んだ。
“We got one last chance to make it real…”
そしてその50年後の2025年。
この言葉を**“Queerな肉体”で、病を背負いながら、逃げずに、生きるために”書き換えた者が現れた**――
その名は、Ryan Cassata(ライアン・カッサタ)。
Springsteenが愛したのは「町のはみ出し者」。
だがCassataが描くのは、「名前さえ知られなかった者たち」――
● トランスジェンダーであることで、
● 病気であることで、
● 家族や社会に“見られなかった”ことで、
世界からすでに“DEAD”とみなされた身体で、なおも、
叫びながら走り出す、それが『Greetings from Echo Park』のテーマ
■ 薬の副作用で胃が破裂しそうな夜も、
■ 名前を奪われた証明書に吐き気がする朝も、
■ プライド旗の裏で「静かにして」と言われた沈黙の午後も、
それでも、“自分の名前”を掴みに行くための道を探して
Springsteenは車で恋人と街を出た。
Cassataは言葉で世界の中心に穴を開けた。
Ryan Cassataは必ず
QUEERの
QUEERによる
QUEERのための
「BORN TO RUN」を鳴らすと思います
Water From Your Eyes – “Life Signs"
8月にマタドールからリリースされるニューアルバム「It’s a Beautiful Place」からの新曲!!
一曲の中でMATH ROCKからPOST PUNKまでザッピングしていく凄曲なのにこのPOPさ!!!
Vienna Vienna – Cashgrab
Vienna Vienna(ヴィエンナ・ヴィエンナ)の新曲!!
Pete WentzのDCD2 Records傘下・PULSE Recordsからのリリースで、
彼自身が“conspiracy and surrealism over a groove so tight it’s pretty much fatal”と語ってるように
Reservoir Dogsのパロディシーンもかっこいい
最高のPOWERPOP!!
Babymorocco – Red Eye
去年の傑作デビューアルバム「Amour」が2024年ベストアルバムの一枚だったBabymorocco
最もPOPだった「Red Eye」のMV完成!!!
SUMMER POP ANTHEMとしてもそしてMVも最高。アルバムも是非!!!
INJI – U WON’T!
去年TIKTOKでBUZZってた曲は??????だったけど
フィラデルフィアのINJIこのelectroclashな新曲いいーーーーー!!
Addison Rae ‘Addison’ (ALBUM)
POP史に残る傑作デビュー曲だった「DIET PEPSI」以来ずーーっとご紹介し続けてきた
Addison Raeのデビューアルバム‘Addison’遂にリリース!!!!
驚いたのはもう全曲がゴシックエレクトロなコンセプトアルバムといっていいくらいのDEEPなアルバムにッッッ!
傑作です
Sabrina Carpenter – Manchild
そして今週は2025年を代表するPOP ANTHEM揃いなんですが
中でも!!!! こーーーーーーーーーーーーーーーーれは完璧に今のところ今年のSONG OF THE YEAR確定!!
僕は
「パーフェクトポップミュージック」
に遭遇すると聴きながら号泣してしまうんですが
このサブリナカーペンター新曲「Manchild」
あまりにもあまりにも完璧なポップソングで、そして一体どんなけ元ネタぶちこんでいるの???
っていうくらいポップカルチャー史における「おんなのこ」達=ミューズ達の洪水のようなとんでもないMVに
ダメだぁ・・・・・・何度聴いても泣いてしまうぅぅぅぅぅ
「Manchild」――これは“Sabrina Carpenter”が、100年分の女たちの怒りとユーモアで男の子(manchild)を成敗する、最も美しい復讐劇である!!!
これはもはやMV(ミュージックビデオ)なんかじゃない。
これは**MVP(Most Vengeful Pop)**だッ!!!
Stupid? Or is it slow? Useless?
But there’s a cuter word for it
MVのラストにもクレジットされるこのフレーズ
そう、それが"manchild"――
このたったワンフレーズで、
「成熟しきれない男たち」への失望、甘さ、軽蔑、そして諦めてない可愛さのすべてが射抜かれる!!!
この歌詞はナイフじゃない、キャンディコーテッドされた刃
Sabrinaが演じるのは、ヒッチコック・ブロンド、ギャング映画のファム・ファタール、クラシック・コメディの悪女、Y2Kポップスター
そしてMarilyn Monroeと呼ばれたNorma Jeane
「“恋される”だけだった女たち」→「自ら物語を奪い返す女たち」へ
そして今夜も誰かがこの曲を流しながら、
次の"manchild"に別れのキスをして、ヒールで歩き出すんだ。
凄い曲だなぁ・・・・・・・・・・・・・
日本最大の2025年最新洋楽リリース楽曲による洋楽PLAYLISTはコチラです!!!
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません