今週の最新洋楽POP ANTHEM情報ーー!!

日本一の最新洋楽PLAYLISTを擁するターボ向後による
「POP中毒者の皆様に捧げる最新極上洋楽POP ANTHEMS」
2025年10月第4週の最新洋楽曲を今週も一気にご紹介させていただきます!
目次
Alice Phoebe Lou – Oblivion
ニューアルバムのタイトル曲なんですが、アルバム自体も2025年とは思えない
1970年なサイコフォークで素晴らしい中でこの曲のMVが最高です!!
Mikayla Geier HOT POT! (ALBUM)
いや!!だからずーーーっと凄い事になるとお伝えしてましたよ!!!!
正に「HOTPOT!」な闇鍋系編集力バカ高な傑作登場!!!!
元ダンサーならではのグルーヴ感とほんとーーーに素晴らしい唄メロ爆発のデビュー作!!必聴です
Esme Emerson – Centipede
イギリスの兄妹ユニットの新曲。あいかわらずTHE 1990年代UK INDIEで素晴らしいーーーー!!
Pacifica – “Indie Boyz"
この前曲のレビューで彼女達は完全に新しいフェーズに入ったとお伝えしましたが
正に完全BINGO!!! なななななんと新曲は完全INDIE SLEAZEなダンスナンバー!!!
でこれが最高なんですよ!!この音でもPacificaなんですよ!!! 無敵だなぁーーー
so only OVER BLUE
UKのDJっていうことしか情報ないんですが
一見難解なIDM??と思いきや、これ実はメッチャPOPNESSがあって
絶対に唄メロも書ける人です!!
リリース曲の盤面が様々な一色でデザインされててそれも気持ちいいです!!

bog band Mocashno Days (ALBUM)
日本では僕しか紹介してないのでは(泣)でもほんとーーーに唄メロの立ち方が素晴らしい
UKのユニットのデビューアルバム!
トラックとか確かにHALF BAKEDで「まだ本気でてない」感ありますが
このメロディーでいつか化けると思ってます!!!
Vanity Mirror Super Fluff Forever (ALBUM)
こーーーれは凄い・・・・・これ完全に「コンセプトアルバム」じゃないですか!!
2023年のデビューアルバム「Puff」から2年、筋金入りのPOP中毒者カナダの
Brent RandallによるVanity Mirrorのセカンドが傑作!!
あの甘く、どこかノスタルジックで、“もしかしたらもう戻れない”と感じさせる夢のような音楽。
そう、1960年代から70年代にかけてのバブルガム・ポップ。
Brent Randallは、その黄金の砂糖菓子を遠くから見つめる夢想家だった。
だが、デビュー作『Puff』の段階では、まだ“憧れ”があった。彼はその時代を引用し、敬意を払い、そして少し距離をとっていた。
——だが、その距離が完全に溶けた。
そして現実と妄想の境界が融解した。
その溶けゆく音のカーニバルが、**『Super Fluff Forever』**である。
カルト映画「『まぼろしの市街戦(Le Roi de Cœur)』。
第一次大戦末期。
フランスの小さな町。
兵士たちは逃げ出し、
精神病院の患者たちが街を支配する。
彼らは戦争の外にある“まぼろしの自由”を手に入れ、
無垢な王国を築き上げる。
けれど、それは長く続かない。
軍隊が戻り、再び現実が侵入する。
その瞬間、世界の真の狂気は外側にあることが暴かれる。
――この倒錯こそが、カルトとして映画史に刻まれた理由だ。
観客は問われる。
狂っているのは誰か?
夢を見ているのは誰か?
“戦争”と“祭り”が区別できなくなるあの境界。
そこにこそ、Vanity Mirrorが棲んでいる。
狂気と祝祭が紙一重で踊るあの映画のように、
Vanity Mirrorの世界では、ポップスという幻影が現実を侵食する。
歌声は囁きではなく“幻聴”のようで、
ピアノの一音一音が、街の外れに打ち捨てられたサーカスのラッパのように響く。
もう彼らは1968年のロンドンを再現しているのではない。
彼ら自身が1968年そのものになってしまったのだ。
ポップスという“秩序”はもう崩壊している。
1960年代のシルクハットをかぶった兵士たちは姿を消し、
代わりにBrent Randallが小さなキーボードと夢だけを手に、
自宅という廃墟で新しい王国を築いている。
“Fluff”――それは泡、綿毛、妄想。
だがその軽やかさの裏には、戦場を脱走した亡霊の哀しみが潜む。
彼の作るメロディは、まるで
「銃の代わりにメロディを」「命令の代わりにハーモニーを」
と叫ぶ亡命者たちの行進曲だ。
『まぼろしの市街戦』が“狂気の祭典”を描いたように、
『Super Fluff Forever』は“夢の大合唱”を鳴らす。
そこでは現実が“チューニング”を失い、
音楽そのものが世界の新しい秩序=無秩序を作り始める。
『Super Fluff Forever』は、
“ポップ”という王国の最後の夜明け。
そこでは誰もが兵士であり、患者であり、そして歌い手だ。
ほんとーーーに素晴らしい傑作だと思います。必聴!!!!
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