こここ・・これは「失敗作」なのではないか(号泣)??? テイラー・スウィフト超待望のアルバム「The Life of a Showgirl」完全解説レビュー
うーーーーーーーーーーーーーーーーーーーん・・・・・・・・・・・・・・・・・・
うーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーん・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
何度も言及して恐縮ですが、僕は日本の音楽サイトで日本初で
テイラースゥイフトの究極の音楽性とその世界観について書き
だからこそこのアルバムのリリースが発表され、そのTEASERイメージが一斉にまるで洪水のように解禁になった時
近作における「アートポップ」路線から、遂に!!遂に!!遂に!!! あの「アイドルポップスター」Taylor Swiftが返ってくる!!と思い
こんなエントリーもしました!!
そして遂にリリースされた「The Life of a Showgirl」!!!!!
解禁になった昨日(10/3)の13時から20回以上聴きこみました・・・・・・・・
このアルバムのレビューの前にSTORY SO FAR, 「The Life of a Showgirl」に至るテイラースゥイフト様の「現在位置」について触れなくてはならないと思います。
目次
The Eras Tourについて誰も言わなかった「悲劇」について
このツアーが彼女にとって途轍もなく大きい意味を持ち、ポップミュージック史においてもその規模感が
前代未聞だったこと
は大きく大きく報じられました。
でも!!! でもですねぇ・・・・・
僕はツアーを見て
「これは・・・・テイラー様、ヤバいのでは」
と思ってしまっていました。
それはこの世界最大となったツアー、テイラースゥイフトのこれまでの全キャリアを振り返るという途轍もない内容において
今のテイラースゥイフトが明らかに
「1989」以前の楽曲を昔のようには唄えなくなっている
という彼女のアーティストとしての現在位置が露わになっていたからです。
それは声が出ないとかそういったボーカルテクニックの問題なんかではなく
楽曲という明らかに彼女が自分の命よりも大切に思っているクリエイションに対する向き合い方においての話で
でもこのツアーで明らかになってしまった「もう昔の曲を歌えない」というのは正にテイラースゥイフトという「おんなのこ」の本質なんです
BORING BARBIEという自意識とその少女漫画的ヒロイン性
この記事で詳細を書いていますが
テイラースゥイフトのNHK朝ドラヒロイン的・少女漫画的ヒロイン的
「まっすぐ」さ
それは言い換えれば「MISS AMERICANA」そのものなんですが
この「まっすぐ」さによって彼女はファンダムを獲得し
この「まっすぐ」さによってアルバム「REPUTATION」で爆発するヘイトを集めてきました
そしてそのまっすぐさとは言い換えると
「今の自分を肯定すること」
に尽きていて、上に書いたERASで「昔の楽曲が歌えなくなっている」こと
なんども言いますがボーカル的には「唄え」てます。が!
ここがほんとーーーに凄いとこで
テイラースゥイフトがもしエンターティナーならば絶対に昔の楽曲をむかしのスタイルを「模倣」して歌ったでしょう
でも彼女はそうしなかった。
僕がほんとーーーにザ・ヒロインだなぁ・・・と驚愕したのは
そうしたエンターティナー的方法論でもなく、よくアーティストがやる昔の楽曲の「再解釈」でもなく
テイラースゥイフトは昔の楽曲と今の自分との「距離感」をそのままさらけ出していた!!
つまり「今の自分を肯定すること」=エンタテイナーでもなくアーティストでもなく「おんなのこ」であり続けること
その宣言がERASツアーでの「(昔の楽曲をむかしのようには)唄えない」ことの意味で
こんなことやった人、ポップミュージック史でちょっといないわけです
婚約者トラビス・ケルシーと共演したポッドキャストの衝撃
このポッドキャストがほんとーーーーーーに凄かった・・・・・
婚約者トラビス・ケルシーとのあの婚約発表の直前に、そして「The Life of a Showgirl」リリースの発表ともなった
この前代未聞の凄すぎる内容だったポッドキャスト
ここここここまでカメラの前でイチャイチャできるのかーーーーーーーーーーーーーーー!!!という「まっすぐ」さ・・・・・・
こんなの日本の芸能では絶対におこらないし海外でもちょっとこんな例はないくらいですが
でもこのどまっすぐなテイラー様がイチャイチャしながら嬉々として話す
「The Life of a Showgirlは私のキャリア史上最高傑作だと思う」
といわれたらはっきりと彼女の最高傑作である「1989」パート2だと思ってしまうわけです
ただ!! このイチャイチャポッドキャストでの彼女のラブラブ感とスポイラーされたアルバムジャケットにおける「演劇性」
このギャップがこの時点でチラッと違和感があったんですよ・・・・・・
んーーーー・・・・?!??!この幸せMAX状態なら「LOVER」みたいなジャケなんじゃ???とか

そして遂にアルバム「The Life of a Showgirl」はリリースされました。
やはり「演技」ができなかったテイラースゥイフトによる「習作」としての「The Life of a Showgirl」
んーーーーーーーーーーーーーーーーーーー書くのがためらっちゃいますが
でも書かねば!!!
「The Life of a Showgirl」は明確に失敗作だと思います
実はこのポッドキャストで彼女自身が言ってますが
今回のアルバムにおいてテイラースゥイフトが「試みた」のは
・他人の視点から楽曲を書くこと
それをインタビューの中で「コスプレ的」と称していますが
正に!!!正に!!で大量に事前にドロップされたSHOWGIRLコスプレ群
僕もこうしたバーレスクイメージは大大大大好物なので
大興奮!!してたんですが、でも「コスプレ」をスチールで撮ることはできるけど
テイラースゥイフトは楽曲で「コスプレ」はできなかった・・・・・
だってーーー延々と書いてきましたが彼女はどまっすぐなおんなのこであり「演技」ができないんだから!!
だから今作におけるelizabeth taylorを筆頭とした「演技系」楽曲はいわゆる「HALFBAKED」な習作の域に留まってしまっています。
さらに今回びっくりしたのは楽曲のアレンジというかトラックの作りなんですよ
上のケルシーとのポッドキャストで話してるんですが今回は僕もメチャクチャ期待していた
「1989」チームとの制作で、でもポッドキャストで彼女が話すその制作過程は
ERASツアーの最中に急遽思い立って最少人数で作り上げたって言ってるわけです。
だからというかなんというか、最初に「The Life of a Showgirl」を聴いた時に
僕はえっ?!?!!僕のヘッドフォン壊れた???と思い、他ので聴いたり、スピーカーで
車の中でetcあらゆるリスニング環境で聴きまくりましたが
とにかくMIXとアレンジが凡庸すぎる・・・・・・・
というか「これデモ曲?!?!?!!」という鳴り方なのが致命的・・・・・・
もちろんこれまでのテイラースゥイフトの楽曲は決して最先端だったり特出したサウンドプロダクションはなされてこなかったし
その中心は彼女のコトバとメロディーだったわけですが、それにしても今作におけるサウンドプロダクションは
これは一体なんで?!?!?!というくらいこれは「ショボい」の域なのがマズいです
どーーーーしちゃったのあの世紀の大傑作「1989」チームーーーーーーーーーーーー!?!?!?!と。
ただ!!!今作で彼女が取り戻したものとは
ただ!!!ただですねぇ・・これがこれこそがテイラースゥイフトだなぁーーなんですが
今の自分を肯定する!!!!おんなのこ・ヒロイン性に忠実に彼女は今作で「コスプレ」をした
それが作品として優れているかはちょっと置いておくとしても
「コスプレをしたい!!!!!」という自分の気持ちを「The Life of a Showgirl」で彼女は貫いた
であるがゆえに凄く面白いことにこの「The Life of a Showgirl」のHALFBAKEDな「習作」感
何か新しい事に挑戦してワクワクしてる感はERASツアーで「唄えなく」なっていた
「FEARLESS」や「SPEAK NOW」期の彼女がポップカントリー路線から果敢にメインストリームポップ路線へとチャレンジしていた頃の
声の鳴り方と似てるんです!!
だからこの近年なかったワクワク感から彼女は今作を「最高傑作」と感じているんだろうし
さらに!! 「コスプレ系」楽曲はSO SOだけどそうではない完全にトラビス・ケルシーとのラブラブをテーマにした
「WISHLIST」と「WOOD」はほんとーーーーーーーーーーに凄いザ・テイラースゥイフトな傑作POP LOVE ANTHEMに!!!
繰り返しになりますがMIXとアレンジは・・・・・ですが(号泣)
という感じでうーーーーーーーんラブラブアルバムで全編作って欲しかった!!!なんですが
テイラー姫は「コスプレ」したかったんです!!しょうがないんです!!! それが彼女なんです!!!
彼女は「ロマンチックなことが好きな女の子」ではない。
ロマンティシズムそのものなのだ。
痛みも愛も演出も人生も、すべてを物語に変える力。それがROMANTICSだ。
だからこそ彼女はNew Romanticsであり続ける。
「傷ついてるけど、それを誇りに思う」
「演じてるけど、それが私の真実」
「見られているけど、それもまた愛のかたち」
それは、誰もが一度は夢見る“少女漫画の主人公”の正体であり、
テイラー・スウィフトという永遠の青春
だから彼女はそれを
“We sing it proudly” するのだ
10/6追記 ようやく先ほどアルバムからの初MVが解禁に。MVの構造もラストで楽屋裏を見せて「役から降りる」作りになってて今作の「コスプレ」コンセプトに準じてるんですよねー・・・・・テイラー様史上最も肌露出の多いMVなのは素晴らしいんだけどなぁ・・・・


10/9追記。このレビューはリリース日当日に書いたものですが、ようやく海外でもこのアルバム「まずいんじゃね」という批評が噴出。でも日本語によるそうした真摯なレビューは日本で唯一僕のこのレビューのみ(号泣)渋谷陽一センセイーーーー日本の洋楽、こんなことになってますよ!!!!!!














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