ディス・イズ・英国音楽! ILLITカムバ曲「NOT CUTE ANYMORE」を完全考察レビュー!

XR脚本とKPOP

懐かしいーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!
完全にLily Allenの2006年のデビュー曲「Smile」の完全オマージュ楽曲あーーんど

リリックにおけるSUEDEリファレンス

「ザ・英国音楽」全開なラガポップ路線のILLITのカムバ曲「NOT CUTE ANYMORE」

“NOT CUTE"というより"ノスタルジア"に全振りした「渋い」CHILL曲なわけですが

ILLITの本質にかかわる課題が漏れ出てるなぁ・・・・と。

なぜILLITのMVには過剰なフィルターがかけられるのか?

彼女達のデビュー曲にして最大のヒット曲「Magnetic」からほぼ一貫して

そして「時よとまれ」では"ノスタルジー=エモい"を超えて凄いことになってる

ILLITの本質は「CUTEか否か」ではなくこの過剰なまでのMVの「フィルター」にあるんですね。

その超ーーーーDEEPな意味性、それはつまりILLITのCUTEとNEWJEANSのCUTEの根本的な違い
については以前こちらに書いていますが

やはり過剰なフィルターが全編にかけられた「NOT CUTE ANYMORE」は
決して「騎士団長殺し」のような自己を崩壊させるような「CUTE殺し」の物語性を背負っていないし

全然それでもいいんだけどファンダム向けの狭い物語で完結してたりしています

そしてこのILLITのフィルターで守られた感っていうのは実は映像だけの話ではなくてもっとクリティカルな楽曲面にも及んでいて、だーーーーれもその事を日本語で指摘しないんで言っちゃいますがそれは「ボーカルプロセッシング」問題です!!この「NOT CUTE ANYMORE」よりよっぽどCUTEじゃないプロセッシング=フィルタリングしないボーカル処理だった「Cherish」が完全にFLOP(=失敗)してしまってからというものILLITの楽曲ではまるで強迫症のように過剰なまでのボーカルプロセッシングが行われていて、特にイル活曲ではこれ絶対に頭がよくないプロモ班が「2次元界隈にもリーチするように」っていうダメダメな戦略で一体全体このボーカル処理って何年前の話??っていうくらいボカロなロリ声になっちゃってますが、聴くわけないでしょ!! 極右が中国を憎悪するのと同じくらいの勢いでKPOPを嫌ってるボカロ厨がKPOPを・・・・そりゃビジュ的にはウォンヒちゃんとか完全に日本のアニメ2次元対応だけど、でも彼女のド天然少女キャラを日本の二次元界隈に向けて発信してる??してないっしょ???怠慢なんすよ(号泣)典型的な「大企業病」なセクト化して誰も責任を取らないバラバラ施策。こ・れ・が!!! ILLITを殺している一番のガンで(号泣) 今求められてるのはBEREALじゃないけどストリップダウンした「ナマ」感なのにILLITのボーカル処理は完全にそこから逆行してしまっている・・・・これはとてもとてもとてもクリティカルな戦略ミスだと思います

CHILL曲の奇跡的BUZZをILLITは手に入れられるのか?

典型的な例では、FIFTY FIFTYの「CUPID」や

韓国国内だけだけどLE SSERAFIM最大のヒットとなった「PERFECT NIGHT」

CHILL曲の方がアッパーなうぉりゃーーーーーーーーー!!っていうANTHEMより奇跡のBUZZを生み出すことがあります。

何度も書いてますがヒットするっていうのは99%「運・運命」です。

それに賭けることができる勇気のことを「POP」っていうんですが

HYBEグループはそこに賭けてきたと思います。

でもILLITに関してはPOPの神様への賭け方が何故かずーーーっと弱い・・・・・・

まさに一連のMVのようにフィルター越しから手を伸ばすようなもどかしさ、それが一貫してあるんです。

ILLITは本当の「CUTE殺し」をできるのか?

UKの白人たちは知っていたのだ。
レゲエとはリズムの形をした“他者”であり、
ビートのうねりの中に潜む黒い魂を抱くことは
自我の中心を焼き払うことに他ならない。
彼らは自分たちの白を信じすぎなかった。
だからこそ──自らに異物を取り込み、
「POP」を聖なる感染として選んだのだ。
Madnessが、The Specialsが、
ロンドンの曇天の下で踊りながら壊していたのは、
音楽ではなく自我の輪郭そのものだった。

映画『小さな惡の華』の少女がそうであったように、
ILLITもまた、純粋と邪悪の境界を溶かさねばならない。
異界と繋がり、悪魔と契約し、
自らに火を放つことでしか
新しいポップスは生まれない。

CUTEを殺すことはできない

なぜならPOPNESSとは“可愛い”の対義語ではなく、
“自己破壊と再誕”のプロセスそのものだからだ。

その炎をILLITはいつか掲げてくれるだろうか?

Posted by nolongerhuman