(G)I-DLEカムバ曲「Nxde」解禁! 全世界待望のセクシャルポップアンセムを完全考察

2022年11月23日XR脚本とKPOP(G)I-DLE, I LOVE, Nxde

うわぁーーーーーーーここここれは完全にあの「Senorita」PART2じゃないですか!?!??!

多分日本語による(G)I-DLEの音楽性については最も読まれているこの記事はもちろん
(本当に多くの方々にアクセスいただいておりありがとうございます!)

上記記事でも書いたようにソヨン様のエッジーなアーティスト性がギリギリのところまでいって
そこから恐るべき「POPに対する編集力」で生み出したKPOPをそして
2022年の世界中のおんなのこ達にとって最も重要なANTHEMと化した「TOMBOY」を経て

はっきり言って全世界が今度の新曲に大注目してる中で遂にリリースされました(G)I-DLE カムバ曲 「Nxde」!!!

いやーーーTEASERの段階でわかってましたがソヨン様の復讐戦!!!

これ完全にあの「Senorita」パート2である事にぶっちゃけ笑いが止まりませんでした、やるなぁ・・・・

というのは(G)I-DLEにとって、そして多くの彼女達のファンダムである「Neverland」の方々にとって
「Senorita」は

黒歴史でした。

それは今やKPOPを語る上での伝説的コンテンツとなっている(でも放送当時は日本でKPOP大学以外誰も重要視していなかった)
QUEENDOM 1でメンバー自身が"ネタ"にするくらいだったんですが

がしかし!!! がしかしデス

実はKPOP大学はこの「Senorita」をリリース時からメチャクチャ評価していて
何故なら、この曲を鳴らさなくてはならない、その必然性が絶対にソヨン様にはあると思っていたからです

それはクリエイターにとって自らのコアで生まれた表現が、自らの生まれる前に存在しているような
歴史的コンテンツとどれだけ「渡り合える」のか?

ファンダムの方々にとってみれば、いやいや!! 私たちの事だけを見て欲しいし、それで十分ですかもですが

ソヨン様のようなはっきりいって「天才」にはやっぱりファンダム向けコンテンツを

職人的に作る

っていうのは彼女の全てではないわけです。

もっと世界をかき回したい

もっと生と聖と性を搔き乱したい

この限りない欲望があるからこそ、ミュージシャンは
顧客の欲望に応えるのが命題の企業とは明らかに違うのであり

この欲望の「広さ」

今回の「Nxde」ならばコレ、(G)I-DLEはソヨン様は
「TOMBOY」で得たかもしれないLGBT側の支持さえも肯定しつつ

それでもなお「ワタシ」に必要な

「裸体」

「セックス」

それを私たちは追い求める。と宣言してるわけで。スゲーーーーとこへ行ってるなぁと。

今回の「Nxde」は明らかに同じテーマを扱おうとした「Senorita」の失敗を受けて
ソヨン様が今のタイミングでリベンジしようとした曲。

「Senorita」のラテン世界観から

「Nxde」の20世紀から21世紀の今まで、世界中のおんなのこ達の「生と聖と性」を描き続けてきた
ハリウッド的なセックスについて遂にソヨン様は唄ってしまった・・・・・

いやーーーーーー絶対に本国・韓国も含め、「理論的に正しい」TOMBOYの続きを求めていたところへ
コレってのはほーーーーーんとスゴいっす。

んで生々しいVOICE考察もしたんですが何故か先日のKep1erのエピソードの前に入ってしまいました(泣)
タイトルはKep1erですがガッツリ今回の「Nxde」の話です

10/25のTHE SHOWで「NXDE」まず1st WIN!

10/26 本日のSHOW CHAMPIONで2nd WIN!!!

10/27 今週は放送無しだったけどMcountdownで3rd Win達成

10/28 MUSIC BANKで4th WIN!!!!

10/29 MUSIC COREにて 5th WIN!!!!!

11/6 Inkigayoで6th Win!!!!!!

11/9 SHOW CHAMPIONで7th winに!

11/12 MUSIC COREで8TH WIN!!!

11/13 INKIGAYOで9th WIN!!!!!!!!!!

(加筆) 11/17 一か月で200回以上聴きまくり&見まくって遂にわかった現在の(G)I-DLEの位置!!

上のTOMBOYやNXDEのVOICE考察で断言しましたが「LION」以降「OH MY GOD」そしてソヨン様の反世界的極北が
爆発した「화」という地点から見事にポップミュージックを再編集したからこそ今回のNXDEの大ヒットへ!と
考察しつつ、とにかくTOMBOYからNXDEでこれだけ本国での人気が爆発してるのは何故なんだろう!?!という
疑問がずーーーっとありました。
その答えを知りたくて一か月間「NXDE」に向き合い続けて、あーーーーーー遂に遂にわかった!!!

TOMBOY以降そしてNXDEで(G)I-DLEか゛手に入れたPOPNESSとは、メチャクチャ近似値で
MAMAMOO的ポップなのだと!!!

日本では考えられないくらいMAMAMOOは韓国では完全にLEGENDグループと化してて
KPOP大学も彼女たちに衝撃を受けたのはKPOP史上初めて

ソウルミュージックとは何か?

というエッセンシャルに辿り着いてしまったグループであること。

それはイコール「ユーモア」という事。

曲のメッセージを俯瞰して"シズル感"を足すという
ブラックミュージック特有の方法論を手に入れてしまったのがMAMAMOOだったわけです。

注意

今見るとMVのプロップがTOMBOYにメチャ激似!!

そういう視点「(G)I-DLEは新しいMAMAMOOになったのだ」から見ると
TOMBOYからNXDEの俯瞰したPOPNESSの正体がわかってきます。

というか実は(G)I-DLEとは誰もが唖然とした奇跡の大ヒットデビュー曲「LATATA」の時点で
MAMAMOO的「緻密なサウンド」と「ユーモア」のMIXTUREを爆発させていたグループで
(KPOP大学は「LATATA」のMVのラストがほんとーーーにほんとーーーに大好きデッス!!)

で!!! これこの一か月「NXDE」を聞き狂って、あーーーーーーー!!だったんですが
TOMBOY、NXDEではこのデビュー曲にあったユーモアのMXTUREへ表現自体のコアが戻ってるんですよ!!

メッセージが「ノンバイナリー」(TOMBOY)だったり「性的消費」(NXDE)という
女性表現におけるコンテンポラリーなテーマなのでそこに注目してしまいがちですが
TOMBOYもNXDEもそれぞれのシリアスなテーマを見事なまでの「俯瞰力=編集力」でポップに
MAMAMOOがそれをソウルミュージックの文脈でなしえたように
(G)I-DLEはそれをHIPHOPの文脈で、つまりはブラックミュージックにおける
ユーモアの魔力を再び手に入れてしまった。

そして本当にここが面白いところなんですがあらゆるポップミュージックをはじめ
文学でも絵画でも映画でも言われるのは

「そのアーティストの本質はデビュー作に全て表現されている」

というテーゼがあるように、本国で死ぬほど大ヒットした「LATATA」的
(G)I-DLEの本質的POPNESSにTOMBOYがそしてNXDEが回帰したからこそ
これだけ韓国内での支持を集めているんだ!!と。

だからこの先(G)i-DLEは更に国民的アーティストになっていくと確信してしまいました!!!!

どこまでいくのか?!?!NXDE!!!

そして上の加筆をした後もまだ続くNXDEのWIN街道・・・・・凄いなぁ・・・・・・

11/19 MUSIC COREで 10th WIN!!!!!!!!!!!!!!!

11/20 INKIGAYOで遂に11th WIN!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!。遂にこれまでの最高だった「HWAA」の10th winを更新してしまった・・・

2022年11月23日(G)I-DLE, I LOVE, Nxde

Posted by nolongerhuman