気狂いピエロたちの夏 HWASAの傑作ポップアンセム「GOOD GOODBYE」を超考察・レビュー!!

XR脚本とKPOP

わーーーーい!!!! 完全手前味噌で大恐縮ですが
制作&監督したPUNPEE氏のこの記念碑的(その意味は氏の「アイドル性=POPNESS」をMVにおいて初めて全面に立てたという意味です)MVで
行ったゴダールの奇跡的名作「気狂いピエロ」リファレンスが
なななななななんとMAMAMOOのファサ様のMVでも大展開!!

どひゃーーー知らない内にR指定になってる・・というかこの内容がOKだった頃のYOUTUBEこそが正義だったのになぁ・・

現在韓国チャートで一位独走中の「GOOD GOODBYE」が何度聴いても号泣してしまうほど素晴らしいPOP ANTHEM!!

SOULからBLUESへMAMAMOOのHWASAが鳴らしたもの

KPOP大学的にHWASA様およびMAMAMOOとは何か?についてはこれらテキストで日本語で最も深堀りしていますが

このGOOD GOODBYE、Bメロとサビのコード進行や唄メロ的にはポップミュージック史における大王道のBLUESYポップバラッド群

Sam Smith – Stay With Me

Adele – Easy On Me

Alicia Keys – If I Ain’t Got You

とおなじ楽曲構造なんですが、それがピッチカートするループトラックの上でひたすらオシャレでCUTEに展開するAメロと強引に共存させる力業!!

でもこの二重構造こそが「GOOD GOODBYE」のキモで

見つかった何が? 永遠が、太陽に溶ける海が

ゴダールが『気狂いピエロ』でランボーを引用した瞬間、映画は詩へ、詩は爆薬へ変質した。
ランボーが言った「地獄の季節」――それは恋愛の比喩ではなく、
自己が自己を裏切り、快楽と破滅が同じ色で光る場所の名前だ。

そして Hwasa の “GOOD GOODBYE” は、その地獄を現代に召喚する。
MV の中で『気狂いピエロ』が引用されるのは偶然ではなく、
まさにランボー的な「永遠の溶解」を歌っているからだ。

太陽が落ちる。
海が沸騰する。
永遠はそこで“見つかった”のではなく、
恋の高温でゆっくり溶けて、失われた。

Hwasa はその溶解の温度を、
ブルーノートで測定する。
彼女の歌声は、
狂気に踏み外したピエロがラストシーンで火薬を抱える時の笑みと同じ角度だ。

つまり、
性愛とは“愛している”の文法ではなく、
燃えながら落ちる身体の軌跡なのだ。

それは太陽に呑み込まれ、海に溶け、声と肌の温度が蒸発したあとの “残響” 。

この「GOOD GOODBYE」はこう告げている

「永遠」はある。
だがそれは
海に溶け、太陽に吸われ、
 “さよなら”の瞬間にだけ形を持つ永遠だ。と

常に性愛を歌にしてきたHWASA様の最高傑作だと思います

Posted by nolongerhuman