“解決されない快楽 ” マユリカのうなげろりん!!に女性リスナーが多い理由を本気で完全考察してみました
僕自身もポッドキャストの一回目から最新配信までの全配信を、既に7回以上擦ってるヘビーリスナーなんですが
マユリカを一躍"ラジオスター"へと押し上げた伝説の番組「マユリカのうなげろりん!!」
その最大の伝説が
「他の芸人ラジオPODCASTより圧倒的に女性リスナーが多い」
とされているところ。
いやーーーそれって単に普通は芸人ラジオって必ずリスナーからのネタメールコーナーがあって
そこに後に構成作家になってしまうような所謂天才的「ハガキ職人」が
ネタを競いまくって超ーーーーーーー童貞ボーイズクラブ的になるところを
うなげろりん!!はそういうコーナーをやらないからでしょ??
とラジオ界隈からご教示いただいてしまうかもですが
ヘビーリスナーだからこそ、いや!!!!それはかなり表層的なことで
何か絶対にこのトーク番組に特有な
ポップカルチャー的な構造
があるはず!!!と。
そして見つけました・・・・・・・
あーーーー!! マユリカのうなげろりん!!ってば
ガールズトーク系シットコムまんまじゃないですか!!!と。
目次
極めてガールズトーク的会話構造で構成されているうなげろりん!!
いわずもがなコンビ名がお二人の妹の名前をMIXしたものであることや
(これはマユリカだけでなく昨今のお笑いネタに共通してもいますが)ネタに女装ものが多い事といったことと接続するカタチで
うなげろりん!!のトークにはある確固とした構造があります。
それは極めて「ガールズトーク」的に会話が成立している
という事です。
ガールズトークの構造
問題を解決しない
→ 相談に対して「じゃあこうしよう」じゃなく、「わかるー」「それ最悪」「私もあった」で終わる。
答えより共感が優先
→ 情報や理屈より「気持ちの確認・共有」がゴール。
未完で残す
→ ふわっと終わり、次の話題へ。むしろ「解決しない」こと自体が快感。
このスタイルによって会話の内容自体は
自己開示→相槌→命名(比喩)→回収
という構造で展開していきます
1.自己開示(Confession)
役割:会話の火種。
内容:弱さ・失敗・恥ずかしい体験・心のモヤモヤなど、未解決な感情を差し出す。
ポイント:「オチ」はいらない。“未完成のまま”投げることが肝心。
例:「昨日デート行ったんだけど、待ち合わせ場所間違えて30分も一人で待ってたのよ…」
2.相槌(Empathic Response)
役割:自己開示を“受け止める”。
内容:同調・感情の共有・「わかる」「最悪」「やばい」などの即時レスポンス。
ポイント:アドバイスはNG。共感が第一。
例:「えー!それ最悪!でも私もやったことある!」
3. 命名(比喩化・ラベリング)
役割:開示された出来事や感情に“言葉/タイトル”を与える。
内容:愛称・比喩・造語などを使って“概念化”する。
ポイント:言葉にすると面白みと共感が強化され、以後の内輪ネタとして機能する。
例:「それ“幻の待ち合わせ30分”ってやつじゃん!」「新手の放置プレイだね」
4. 回収(Closure without Solution)
役割:会話を一旦まとめる。でも解決はしない。
内容:小さな笑いや合言葉で閉じて次の話題に移る。
ポイント:「結論」ではなく「合図」で終えることが大事。
例:「もう次からは“幻の待ち合わせ”って呼ぼう」「はい、伝説入り〜」
実は芸人の方々のラジオ・トーク番組は一聴とりとめもない話をしているようで
その話が
「解決されない」ままで進行すると
それを不安に感じた側がオチを探し出したり、「オチないんかい!!」とツッコムことで
「解決させよう」という流れでほぼ構成されています。
ところがマユリカのうなげろりん!!の場合、たいていは中谷氏側からの「自己開示」は
ほぼ解決されないままです
そしてこのガールズトーク的であること。
ポップカルチャー史においてその対話構造が最も用いられてきたコンテンツが
シットコムです
うなげろりん!!とは「セックス・アンド・ザ・シティ」「やっぱり猫が好き」「らき☆すた」系ガールズトークシットコムである
つまり僕たちがうなげろりん!!の会話を聴くというのはほぼニアイコールで
上に張ったような「シットコム」における
解決されないガールズトーク
を聴くことと同じ。
安心:アドバイスされない=否定されない場。
中毒性:答えが出ないから、また次を聞きたくなる。
関係性の強化:解決ではなく“未解決の共有”が、仲間感を濃くする。
というガールズトークならではの会話の流れ、そんな流れの会話だけがもたらす「効能」に身を任せることになる。
特に先日も福山雅治氏を謝罪にまで追い込んだ「下ネタ」
にもかかわらずうなげろりん!!で女性に最も支持されているのは二人の下ネタ
それはうなげろりん!!の「エロ語り」が男性的ではなく正にSATC的なガールズエロトークだからであり
関係性の安全基地
として“無条件肯定+遠慮ない指摘”が同時に機能するガールズトーク的構造が成立している
唯一の芸人トーク番組だからなのです
マユリカの冠番組はシットコムしかない!!!異論は認めん
これは制作者側目線からの超ーーニュアンスですが
うなげろりん!!の画期性のコアはトークだけなのに
それもこれまで何十年にも渡って作られ続けてきた「芸人ラジオ」というフォーマット
のコンテンツなのに、それが明確にシットコム的、つまり
非常に「映像的」なトーク
になっているのが途轍もないところなんです。
だからその映像性を無意識に感じているTV・動画界隈は
「作りにくいなぁ・・・・」
と思うし
マユリカを映像・動画でどうコンテンツ化するか?
に苦しむと思います。
だってそのガールズトークはもう十分「映像的=シットコム」なんだから
でも今回うなげろりん!!の快楽性について自信をもって日本一深堀りしてきて
そのガールズトークに根差したシットコム
というテーマを素直に敷衍すればいいんですよ!!!と
でもマユリカ的状況論をポップカルチャー的に難くしてるのは
彼等は基本的に「大吉本」様の芸人サンなので
ここまで深堀りした上で「リスク」を背負ってコンテンツを作る必要がなく
大吉本様が築かれたメディアコングロマリットの構造から外れなければ
一生安泰が確定してるので、その上で
これどーーーっすか!!
という企画をぶつける制作者はお笑い界隈にはいないと思います・・・・
でも!!!あえて!!!!
だって、うなげろりん!!でも度々話題になりますが
ほぼ放置状態のYOTUBEチャンネルとか、TVでの冠番組の件とか
なんとなくマユリカ界隈で
「マユリカ的動画コンテンツとは??」
という課題に対して明確な答えがない状況があるのかもーーー!?!?と・・・・・
その上でこの考察で明確になったのは
動画コンテンツにおいても、マユリカの真骨頂は
「解決されない快楽」
うなげろりん!!におけるガールズトークのエッセンスから敷衍したものを
映像化したシットコム的コンテンツしかないと思います。
つまり毎回のシチュエーションを様々なバイトや職場にして
そこで二人がトークと共に・・・・・・・・・・・・
もちろんここまで解像度をアゲて考察したので
決定版映像企画案ありまっす!!!!
興味のあるPDの方々いらっしやいましたらお気軽にご一報を!












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