そしてK-POPは再びメタモルフォーゼする。 2022年YEAR END大考察!!!

XR脚本とKPOPBTS, IVE, NewJeans, nmixx, OnlyOneOf, stayc, VIVIZ, メタバース, 年間考察

2022年も遂に大晦日!!!
一年間締めくくりのYEAR END大考察の日がやってきました。
当サイトのサイドにも貼ってありますが、
まずはコチラが
2022年KPOP大学のK-POP ANTHEM YEAR END LISTデッスッッ。

(冒頭IVEの「ELEVEN」が入ってますが2021年末リリースでその衝撃は今年2022年の彼女達の活動と完全に地続きだったという事で!)

このYEAR END LISTについて書く前に、やはり2022年という年がK-POP史だけじゃなく
POP MUSIC史において記されることになるのは
BTSの活動休止ということになるわけですが

でもこの活動休止の意味についての日本での論調はホント酷かったと思います。
心の底から気持ち悪い「推し活」というタームの温さを基調とした的外れ感(泣)
小泉今日子サン方を筆頭とした似非サブカル関連からの言説はゴミだったけど
浅田彰センセイまで完全に外してたのには驚きました・・・・・
詳しくは上の考察を是非お聞きいただければと思いますが
POP CULTURE的な俯瞰した視点からのBTSの活動休止とはほぼニアイコールで
Web2.0的なポップネスの在り様の終わり・死という事であり
そんなファンダムDECADEを誰よりも体現してしまった彼らだからこそ
それを自らの手で葬り去ったという事。
でもそれは今年鳴らされた多くの優れたK-POPがそうであるように
そういった死から再生するように、大袈裟を覚悟で言ってしまうと
また新しいポップミュージックがBTSのおかげで「火の鳥」のように生まれ変わろうとしていること
これがマクロの視点から見た2022年のK-pop最大の事件だったと思います。

そーーーして!!ここからはYEAR END LISTに沿っていくつかの年末考察を!!

でしょーーだから言ったじゃん!なOnlyOneOfの狂い咲き!

KPOP大学は彼等の凄さについて日本で最初に様々な考察をずーっと行ってきましたが
今年1月の「Skins」の途轍もないPOP ANTHEMっぷりにこのような考察をして
今年の彼らはほぼここでお話しした通りの路線へ全面展開!!!
まだそれが完全にBREAKはしてないけど素晴らしい活動だったなぁーーーと

K-POPガールズグループは完全に新章へ突入

もちろんワールドチャート的には途轍もない記録となったStrayKidsのビルボート一位を筆頭に
HYBE系もSM系も多くのボーイズグループがBTSに続く形でアルバムチャートに新作をランクインさせた事がありますが
サウンドの作られ方やその詩的世界観という点では今年2022年ガールズグループの
楽曲は完全にネクストレベル化、今年KPOP大学が使いまくったタームでいうと
「メタバースポップ」化へと一気に舵を切って、この大胆さがほんとーーーに凄かった。

IVEの「LOVE DIVE」のケイトブッシュばりのゴシック性

この曲でのユジン様のDANCE BREAKは今年のBESTコレオだったなぁ・・・・

VIVIZ「BOP BOP!」の実はファンカデリックばりのSPACE FUNKっぷり

この曲のウナ様のSTYLINGは今年のBEST!!

STAYC「RUN TO U」のブレードランナー系無国籍っぷり

一位になった時のピルスン先生とのこのシーン良かったなぁーーー泣きました

NMIXX「O.O」「TANK」の初期StrayKids的分裂した生き急ぎ感!!

etc etc!!! でしかもIVEなんて何度もいいますが「LOVE DIVE」なんていう
ドプログレッシブで難解な曲が韓国における2022年最高楽曲として認定される
という正しい圧倒的に正しいPOP MUSICだけが起こしうる奇跡まで生んでしまった・・・・

この2-3年ポップミュージックを進化させるノイズ=過剰な実験性と先進性はボーイズグループが担ってた感があったんですが
今年はこれが逆転してしまってガールズの曲は何を聴いても楽しいという幸福な一年でした!!!!

そしてK-POPは再びメタモルフォーゼする

KPOP大学はコロナ以前の2019年に、その時点ではよくわからない予感、
今だからかっこよく「啓示」なんてコトバを使っちゃいますが
今後世界は非接触化・メタバース化していって
その先にはトンデモタームかもしれませんが社会もカルチャーも
その姿を一転させる、所謂「シンギュラリティー」が起こる未来を
「無敵の人3.0」という作品にしました。

これを書くときにほんとーーーーに困ったのは
基本KPOP大学が本業でコンテンツを作る時は
その時に最も優れたポップミュージックをガイダンスにする
その音にそのコトバにそのメロディーに導かれて
イメージなり世界観を作る、正に「MUSIC IS MY RADAR」で作ってきたわけです

でもこの2019年の「無敵の人3.0」の時は
そんな次の時代で鳴っているはずのPOP MUSICがまだなかった・・・・
だからとにかくひたすら大変すぎて、でも書かなきゃならないという使命感で書いて
という多分10年後ぐらいにようやくここで使われたスタイルがBAISCとなって
あらゆる表現が作られていくそんな作品になってるわけですが

そんな「孤独」な時間が遂に2022年で終わった!!

何故なら遂に新しいPOP MUSIC、KPOP大学がタームとして連発しましたが
遂に遂にそんなcコロナ禍後の時代性を捉えた

メタバースポップが生まれようとしている!!!

そしてそれがKPOPの中で生まれようとしている!!!!!!!!

WEB2.0なこの10年に於いてKPOPがP世界中で最も優れたPOP MUSICとなったように

今正に、次の時代WEB3へと移行しようとする正にその年に
今後の10年の世界を先取りした音とコトバが鳴り始めたこと。

だから僕は今年のKPOPにおける傑作ANTHEM群を

メタバースポップ

と名付けました。

イヤイヤイヤ(笑)、メタバースて・・・・
ザッカーバーグはんの「Meta」なんて株価爆下がりですやん
全然VRの時代なんて来てませんやん
と思われる方もいる・・というか今年の「クリプトの冬」の猛威を見れば
メタバースやXRは単なるバズワードで、それで金儲けしようという
銭ゲバ達の詐欺の道具でしかないと思われるのももっともだと思います

でも違うんですよねーーーーーーー

2019年にメタバース私小説という世界初の作品を作ってしまったKPOP大学は
またまたここで断言してしまいます。

現在最も優れたポップミュージックであるK-POPが鳴らし始めた
メタバースポップ

そう遂にこの先10年の世界を先取りする
その新しい世界の基調となる「音」が鳴り始めたこと

ここがメチャクチャ重要なことなんです。

何故メタバース的な世界観が、VR・ARを含めた"XR"コンテンツが
広がりを見せないのか?それには明確に理由があって

だれも言わないのでこの機会に言ってしまいますが

今現在作られている99%のメタバース・XRコンテンツが
古臭すぎてゴミすぎるWEB2.0時代のアニメ・コミック的的世界戦で作られているから

なーーーんで新しい時代が始まりかけているのに
未だに「アニメ」???? いまだに「漫画」????? 「アメコミ」????????

KPOP大学は今年世界初でVRCHAT内のメタバースワールドを大量に制作しましたが
それでわかったのは

えっ!?!?! メタバースやXRってアニメやコミックの世界観より
新しいポップミュージックの方がメチャクチャ合ってるじゃないですか!!!

という事。

そーーーなんです! ついついメタバースとかXRっていうと
アニメとかコミックとか、これまでの2次元・2.5次元コンテンツと親和性が高いといわれていて
現在もメタバースやXR関連のコンテンツの9割はその世界観によって作られています。

でも繰り返しますが

それ、完全に間違ってます。

2019年に「無敵の人3.0」で描いたように

メタバースやXR領域といった新しいポップフィールドは
これまでの10-20年Web2.0的世界観に胡坐をかいてきた
ヲタカルチャーに起因したアニメや漫画・コミック的制作物を「殺す」フィールドなんです。

メタバースやXRが抱えるジレンマとは
どうしてもこれまでのヲタコンテンツという呪縛から抜け出せないことに起因していて
KPOP大学は今年2022年確信してしまいました。

全然違うよ! ポップミュージックに耳を欹てたものだけが
その新しい音とコトバとメロディーを聴くことができたものだけが
メタバースをXRコンテンツを作る資格があるのだと。

そのことが証明された事
2022年の優れたK-POPアンセムが悉く次のメタバースポップを志向している事。

KPOP大学は日本で最も多く・そして優れたNewJeansの考察をしてきましたが

何故NewJeansがWEB2.0的世界観を完全にスキップして
WEB1.0的世界観の中で「おんなのこ」を描き出そうとしているのか?

そしてIVEをはじめとした今年リリースされたほぼすべてのKPOP ANTHEMが
メタバースやXRが究極のCOREのところで志向している

新しい時代のシンギュラリティ

の源泉へ、その不可知な新しい法則へとコネクトすることで
僕らがこの先の10年生き延びていくための"RADAR"としての役目を果たそうとしている!

そしてメチャクチャ面白いのはこれまでもK-POPはフィジカルリリースにおいて
(このNewJeansのSeasons Greetingsもこれでもか×2というくらいのコンテンツの洪水でしたが)

ポップミュージックの

ポップミュージックによる

ポップミュージックのための

過剰なまでの世界観の作り込みを行ってきたわけですが
この「思想性」が、今後の10年間でアニメ的なもの、漫画的なものを完全に駆逐していくと
KPOP大学は確信しています。

究極的な予言ちっくに言えば、今現在アニメ的・コミック的世界観によって牛耳られてしまっている

「ゲーム」の世界

今後あらゆるコンテンツは全てGAMEとして作られていくことは間違いありませんが

これまでのアニメ・コミック的な世界観でのゲームの時代は確実に終わります。

今後作られるゲームはその時代の優れたポップミュージックが鳴らす

音と

コトバと

メロディー

に殉じたゲームになっていきます。

既にKPOP大学は日本最速でお伝えしてますがNewJeansの「Ditto」での展開は完全に"ARG" オルタナティブリアリティーゲーム化していたりします。ミンヒジン先生さすがーーーーー

そんな新しいゲームのはじまりをKPOP大学は「無敵の人3.0」で作りましたが

遂に遂に遂にこの2022年、KPOPがそんな新しいPOPNESS=GAMENESSのための
音楽を鳴らしてしまった!!!

これはポップカルチャー史において途轍もない「革命」であり
2022年とはKPOPにおいてもあらゆる表現・アートの可能性に於いても
凄すぎる一年だったとKPOP大学は確信していまッッス!!!

Feelings fly around
Around up in the air
Bouncing off the walls
Getting under my hair
On the carpet in the weave
Up in trees on the leaves
Feelings flying everywhere

I’m on the right track
For what I want to say
I got to get it out
There ain’t no other way
To make contact
There ain’t no getting away
From how I feel today

(lyrics from Big Audio Dynamite「Contact」)