DICEを転がせ! 生き急げ!! NMIXXという希望。新曲を徹底考察
つつつつ遂に!!!!
はっきり言って本国でも、海外でも、そして日本でも(泣)
あらゆる層から
なんだこの曲は?!?!?
とほぼ酷評されたデビュー曲の「O.O」の
ポップミュージックとしての正しさ
についてほぼ世界で唯一考察したKPOP大学ですが
NMIXX待望の新曲「DICE」解禁ッッッッ!!! この新曲も大胆考察させていただきます。
STARY KIDSの遺伝子とNMIXX
上の「O.O」の考察で嫌と言うほど強調してますが
というのは誰も明確なのにそれを言わないからですが
NMIXXの楽曲は完全にSTRAY KIDSの初期三部作の、あの!
いまだに僕はKPOPの歴史における最高傑作であり
POP MUSIC史においても特出して素晴らしかった
あの「過剰なまでのEDIT力(編集力)」に溢れた一連のPOP ANTHEMの継承者なわけです
しかしこれもKPOP大学は何度もお伝えしていますが
初期STRAY KIDSは・・・・・売れなかった(号泣)
ほんとーーーーーに僕はとんでもないグループというか
完全にROCK MUSIC的な意思と思想と破壊衝動をもった凄い楽曲群だと
力説してましたが、今の全米一位!!とか日本で大人気!!!とかが考えられないくらい
その
生き急ぐ性急なポップネス
はほとんど評価されませんでした。
大前提としてNMIXXの楽曲はそうしたSTRAY KIDS初期作にあった
世界をひっくり返してやる!という衝動によって作られている訳です
ロックミュージックの視点から見るNMIXX
ほんとーーにこの辺は不思議なんですが
KPOP大学の様に変態的にこの100年間ぐらいのポップミュージックをDIGしまくっている
人間からするとKPOP村で言われている今回の「DICE」も含めて
NMIXXの曲構成がおかしい!!というクレームは
あーーーこの人達全くPOP MUSICの歴史を知らないんだなぁ・・
という感じで「O.O」程度のMIXTURE POPのスタイルは
(で多分NMIXXの制作陣はSTRAY KIDSの事も射程に置きつつこの曲を前提としていたと思いますが)
LED ZEPPELINの奇跡のPOP ANTHEM「天国への階段」をはじめ
あらゆる形で、それもこの曲で世界を変えてやる!!という意志をもつものなら
誰しもが試しているエクストリームな「編集力」なわけです
もっと生き急げ!! NMIXX!!!
今回のカムバ曲である「DICE」
いやーーーー何も知らないバカ達のバカSNS力を喰らってしまって
かなり「O.O」の鳴り方からは後退・・・・・・・・
そして弱点としては今回の「DICE」はその迷いのせいか
トラックとボーカルのミキシングのバランスが上手くいってなくて
NMIXX印の「情報量の多さ」がサウンドとして交通整理されていないので
はっきり言ってちょっと弱い楽曲です。
そしてこれは結構クリティカルな問題なんですが
STRAY KIDSは自らの暴発しそうな表現欲求に従ったが故に初期のあのスタイルとなったんですが
NMIXXの場合は、やっぱりボーカリゼーションでもパフォーマンスでも
そうした「生き急ぎ感」「破壊衝動」がちょっとだけ希薄で
そのモヤモヤ感も今回の「DICE」には如実に出てしまった・・・・・・
でも何度も繰り返しますがNMIXXのこのスタイルは圧倒的に正しくて
もっともっともっと追及していい!!
今優れたKPOPアーテイスト達が皆、WEB3のプロトコルに殉じた
メタバースポップを鳴らし始めている中
JYPでそれを鳴らせるのは彼女たちだけ!!!
今回の「DICE」のMVにはその方向への予感が満ち満ちています!!!!!
負けるな!! NMIXX